ゆめ芝居 それがしの申しますことひと通り・・・

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電気屋さんが消えた

家電販売の業界は激動ですね。

西新宿で覇を競ったS屋さんは完全になくなりました。
秋葉原で何本かの指にはいっていたL社は中国資本になって、中国人観光客を集めています。
T電機も、社名はあるものの大手量販店の傘下にはいってしまいました。

有楽町のデパートがBカメラになって久しいですが、今度は銀座側のデパートが撤退の予定で、後のテナントに取りざたされるのは、やはり大手家電量販店です。


それはいいのですが、郷里の函館に帰ると、こちらでは家電の入手がけっこう大変です。
地方は、どこも似たようなものでしょうね。

先日、電話機の調子が悪いというので、町に出たついでに買い替えようとしたら、昔あった家電の販売店が、町の中心部からすっかり姿を消しているのです。
量販店の大店舗ができて、それはみな郊外なのだといいます。

たかだか10000円ぐらいのものを買うのに、車で出掛けなくてはならず、私の家は車を持っていないので、タクシーなど使うとしたら商品より高くついてしまいます。

一計を案じて、東京のカミさんに連絡して、Yカメラの通販から送ってもらいました。
これで送り賃もかからず、翌々日には到着です。

わざわざ東京経由にしたほうが安い。
これはどう考えればいいのでしょうね。


とりあえず、この件は解決ですが、高齢者しかいない家だと、結線やら設定やらが必要な機械はたいへんだと思いました。
それどころか、蛍光管のとりかえだけだって大仕事です。

かつて家電は生活水準向上のシンボルでした。
新しく提案されるものは、便利さと引き換えに、高くもあった。
でもそれだけ売れたし、どこの町にも電気屋さんのお店があって、据え付けからすべてやってくれたものです。

今、どちらの町でも、電気屋さんはほとんど見かけません。
パナソニック系のお店だけが、ポチポチ残っているのは大したものです。

ある時代、地方都市でも、安さを求めて、車で量販店に出かけたことがありました。
今ふと気づいて足元を見ると、ほんのささやかな要素で、便利さが享受できないことになりかねないのだと、そらおそろしく思います。
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by 50TEMPEST | 2010-02-28 10:50 | 見て聞いて考えた