ゆめ芝居 それがしの申しますことひと通り・・・

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北陸と能登

もうだいぶ経ってしまいましたが、先日、北陸と東京を結ぶ夜行列車がなくなりました。
思えば、学生時代よくお世話になったのです。

「北陸」も「能登」も、当時は機関車が客車を引っ張るタイプの急行でした。
北陸は上越線まわりでしたか…。

金沢で貧乏学生をしていた私ですが、落語研究会に籍を置くものとして、ナマの寄席によく触れていなければならないと考えていました。

で、機会を求めては、上京しました。
まず、北海道に帰省する、往き来のどちらかを東京経由にしました。

また時折は、ろくに金を持たずに、親友のアパートに転がり込みました。
今と違い、一人ひとりが電話を持っている時代ではありませんから、予告もなしに行くのです。
今思えば、まことに申し訳ないことです。

どっちにしろ、乗るのは急行。
寝台列車もついていたと思いますが、使ったことはありません。どうせ眠れませんから。
急行の自由席。ボックス席です。

上野から乗る時は、けっこう混んでましたね。早くから行列しました。
乗車開始とともに、どっと乗りこんで席を取る。
それが当たり前の光景でした。


就職してからも、金沢に遊びに行くときは、ミニ周遊券を使い、夜行の急行で行きましたね。
その後、少しずつ忙しくもなり、新幹線を使うことが増えましたが、その場合でも、しばらくは東京発東京行きのキップを買ったものです。
つまり、金沢に途中下車する形で、信越線と北陸線と新幹線を、ぐるっとひと筆書きで回るキップです。

私は「鉄っちゃん」ではありませんが、よく乗った列車がなくなるのは、やはり少しさびしいものです。
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by 50TEMPEST | 2010-04-03 19:41 | 見て聞いて考えた