ニーズ、ウォンツに対応する…よく言われることです。
このニーズとウォンツ、けっこうごっちゃに使われるし、逆に説明してあるものにも出会います。
ニーズ : 必要性 生きるための最小限の欲求
欠乏の状態から求める「必要性」
人は常に、自分の生活に充足できていないもの求めますね。
お腹が空いたら何か食べたい。
夜遅くなれば眠りたい。
ウォンツ : 欲望 よりよくするための欲求
「必要性」を満たすために特定のものを欲する「欲望」
ニーズよりももっと踏み込んだ願望で、購買行動に近い感情ですね。
お腹が空いたら、すぐカロリーになるパスタがいい。
眠るときは、羽毛布団じゃなきゃ。
まずニーズがあるかどうかが前提。
自然発生的な必要性であるニーズに対して、何を提供するか、どんな形でそのニーズを満たしましょうと提案するか、となります。
ニーズに対して、提供物をマッチングさせ、市場に認知してもらってはじめて、「(ニーズを満たすなら)あれでなけりゃ」となるわけです。それがウォンツですね。
英語のニュアンス的にいっても、この順になるのだと思います。