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ゆめ芝居 それがしの申しますことひと通り・・・

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コミュニケーションのすれ違い 1

原始人の時代から尾を引いている男女差があるそうです。


◎コミュニケーションで伝えようとするもの・・・男は情報中心、女は感情中心

男は、遠くまで狩りに行くために、地図感覚が発達したといった内容の本が流行りましたね。
同じように、コミュニケーション上も特性が生まれたようです。

狩りに行くためには、どっちの方向にマンモスの群れがいる、あっちの丘にはサーベルタイガーがいて危ない、といった情報が大事になります。

また、いざ狩りとなったら、迅速的確な連携が必要ですし、危険もともないます。
少ない言葉で、必要な情報を投げあうスタイルが生まれました。

獲物を倒すという目的のためには、わきあがる感情も抑えます。
大きな目的のもとに、とりあえずは力を合わせます。

ひとつの問題を解決しても、次の問題が出てきますから、問題を早く解決してしまおうと考えます。
問題が発生すると、すぐ心拍数が上がって戦闘モードになります。
加減してぶつかることは不得手。全力モードですから、体にはストレスです。

と同時に、結論を出すと忘れてしまいます。
次に対応する必要があるからです。


女は群れの中で、家族を守ります。
出かけるとしても、植物、木の実、貝類など、あまり動かないものが相手です。

スピーディな情報のやりとりは、あまり必要ありません。
それよりも、あっちの木の実は食べごろになったよ、といったちょっとした情報入手が要点です。

群れの中でうまくやっていくことこそが大事です。
力のある相手、うるさい相手などの顔を見て、うまく折り合ってくらしていくのです。

感情にピントをあてて眺め、やりとりすることがスタイルになりました。
家族の体調などを知るためにも、それは役立ちます。
by 50TEMPEST | 2010-08-05 12:21 | 男と女