ゆめ芝居 それがしの申しますことひと通り・・・

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お客様の喜びを共有するということ

相撲は、今無料で見せているんですね。
時間があって、好きな人にはチャンスかも。
8時に並べばいいのですから。

八百長防止に、あれこれ手を打っているそうです。
携帯電話を預ける。
支度部屋に見張りがつく。
ま、姿勢を見せるという意味ではいい。

現象面に、あれこれ手を打っているだけでは、いたちごっこになるだけです。
やる気になれば、どうでもできるのですから。

ルール的に対応すると、人は裏を見つけます。
それよりも、自律の意識を、力士たちにどうやって回復するかです。

まずは、あらためて誇りを持ってもらうこと。
これは、これまででも、かなりあるでしょう。
姿かたち、伝統が誇りだったはず。
そこからもう一度整えること。

次に、協会が力士から、「守ってくれる存在」という評価を獲得しなおすこと。
守ってくれるからこそ厳しいのだということです。
それには、皆でこうなっていこうという星を見せることです。

もうひとつ、お客様の喜びを共有すること。
お客様が喜んでくれたこと、感動してくれたこと、それが自分の存在意義なのです。
そのように共有できた人とできない人の違いが、今回の問題の本質であるように思います。
『もしドラ』の高校球児たちが、自分の顧客をマーケティングする、あの感覚こそ必要かもしれません。
ディズニーランドでは、お客様の手紙をキャストたちが共有するのです。

被災地がもう少し落ち着いたら、ボランティア巡業もいいでしょう。
慈善大相撲も、仙台あたりでやるべきでしょう。

遠出をしないまでも、人と接して声を聞いてほしい。
幼稚園にお餅をつきに来てくれるお相撲さんは、子供たちにとって神様なのですから。

相撲をとることによって、自分たちは何を提供しているのか、自己定義することです。
もしかしたら相撲は、他のどんなスポーツや興業よりも、もっともそれが容易な世界かもしれないと思います。
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by 50TEMPEST | 2011-05-12 11:39 | 見て聞いて考えた