遠い先の、ありたい姿のイメージを「夢」と言いますね。
これは、いつの頃からのことなのでしょうか。
おそらく横文字の訳から来たのでしょう。
しかし、日本語で「夢」と言うと、まずは夜、眠りながら見る物です。
もろい、はかない、といった感覚がつきまといます。
そんなことがあって、私は未来予想図と言っているのです。
さて、昔は「志」と言ったのではないか、と最近思い当たりました。
特に、個人にとってのありたい姿については、そうだと思います。
実現のためには行動が必要であり、そこには意志の力がいります。
頭の中でころがしているだけではだめ。
となれば、「志」のほうが、そこに向かうぞという力を感じられて、適切だと思います。
漢字の力は、すごいです。