子どもの頃、よく「カワイの肝油ドロップ」という粒上のゼリーを食べさせられました。
甘くなってるので、別に嫌いではありませんでした。
肝油というのですから、もともと肝臓からしぼった油ですね。
鮫の肝臓らしいです。
ビタミンが豊富なので、学校給食の補助食品として使われたのだと思います。
今風に言えば、サプリメントというわけです。
これは給食とは別に申し込んで金を払った気がします。
夏休みなども、一定期間分を買いました。
缶などの容器にはいったものを受け取りました。
灯台型のプラスチック容器を覚えています。
ビタミンは、欠乏を防がなければならないものとして教わりました。
「不足すると、~を招くもの」という記述でした。
脚気とか、くる病とか、鳥目とか。
そんなものにはならずに済んだので、その意味では、肝油に下支えをしてもらったのでしょう。
ところで、大人になって、各種ビタミンの本質的な意味を学びました。
エネルギー代謝を助けるとか、体の酸化をコントロールするとか。
今はどう教えられているのでしょうか。