ゆめ芝居 それがしの申しますことひと通り・・・

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政治家コミュニケーションの女性性

何人かの政治家を輩出した早稲田大学のサークルに「雄弁会」があります。
このことでわかるように、政治家の演説は雄弁なものでした。

雄弁な演説とは、堂々として力強く、内容も納得性の高いものと言えます。

聞き手が動かされるのは、まずは話し方。
声の力強さ、言い切り口調など、女性が話すとしても、それは男性的なものと言えるでしょう。

さて、最近の政治家の演説や講演は、どうでしょう。
皆さん、ずいぶんていねいです。

敬語だくさんです。
「〇〇なのだ!」なんて言いません。

お訴えを申しあげます。
案をお示しをいたしたいと思います。
十分に論議をしてまいります。

などなど、気づくのは、謙譲語の多さです。
謙譲語は、自分のほうが一段下がることで相手を立てる表現です。

政治家は有権者に仕えるものかもしれませんが、一方ではリーダーなのですから、もっとピシッとしてほしいと感じませんか。
ていねいさが度を越して、とても女性的な感じが伝わります。

また、敬語は相手と自分を隔てるニュアンスを持ちますから、使うほど親しみも薄くなります。
少し前のKS首相など、ロジックは無茶苦茶でありながら、本音の出る部分が親しまれたのだと思います。

失言などで足をすくわれないように、バリアを張るようになったのでしょうか。
逆に、力弱く話す人には、相手は強く突っ込みたくなるものなのですが。

混迷の時代を率いるのは、発言も行動も力強い方であってほしいと思います。
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by 50tempest | 2012-12-18 07:22 | 見て聞いて考えた