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ゆめ芝居 それがしの申しますことひと通り・・・

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敬語指導のポイント6つ

敬語の指導をするとき、ポイントは次の6つです。

1.基本語に絞ること

たくさんの言葉を覚えさせようとしてもダメです。
日常的によく使う言葉にしぼることです。
たくさん覚えようとしても効率が悪いのは、言うまでもありません。
土台をつくることができれば、ボキャブラリは次第に広がります。

2.口に出させること

頭で考えて答えられるのではだめです。
まして、紙に書けても役に立ちません。
考えずに、口に出てくることが必要です。
ということは、何度も口に出して身につけなければなりません。

3.用例は、日常的なものに近くすること

覚えたら、使う機会がたくさんあるとよいのです。
日常的に耳にする機会、使える機会があれば、学ぶことにモチベーションが上がります。
また、違いを修正するためのフィードバックも得られやすいというものです。

4.否定しないこと

大人だって、誤って覚えていることはたくさんあります。
知らなくてOK、違っていてOKなのです。
だから皆で学び合うのだ、ともに学ぼうよという空気が、学ぶ気持ちを支えてくれます。

5.楽しむこと

ゲーム化して学ぶと、楽しく身につきます。
楽しいという感情は、人間の本質的なものだと思います。
そして、その感情にひたりながら学ぶと、身に付きやすいのです。、

6.たくさん聞くこと

正しい敬語、美しい敬語を聞く機会をできるだけ増やしたいものです。
これが最もむずかしいのですが。
古典演劇に触れるのがよさそうに思います。
耳ができれば、よい悪いの判断ができます。
正しい敬語が耳に残るようになります。


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by 50tempest | 2013-10-10 07:33 | 仕事の記録