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えびのチリソースの大事件

いろいろと「不祥事」が続いて、企業トップたちが記者会見に並んで、頭を下げる場面がテレビによく流れます。

それは、ある面で企業の誠実な姿勢の表現ではありますが、その半面、企業とか、ひいては世の中について、「その程度のもの」「いけないことをしているもの」という暗示を人々に与えているような気がします。

特に子供たちに対する影響が心配なのです。


このところ、えびのチリソースが材料が違って、それは偽装だなどという騒ぎが続いていますね。
あちこちでやっていることだろうなと思っていたら、やはりそうです。

ただ、正直なところ、そんなに大騒ぎすることか?と思うのです。

産業界に生きてきた自分の感覚からは、コストの安い素材を使って、同じ味を出そうとすることなど、よくあることだし、むしろほめられることだと思います。

そんな工夫の中で、生まれてしまった事件のような気がします。
テレビ東京などでは、似たような話が社員の苦闘のドラマとして、よく出てきますが、紙一重でしょう。

消費者としての私は、実際のところ何エビが使われているかなど、関心がありませんし、食べ分ける舌も持っていません。
あまりに粗雑な材料でべらぼうな値段をつけるなら、もちろん、それはほめられたことではありませんが、しかし、そんな店は淘汰されるのが経済の論理だと思います。

記者会見で、鬼の首を取ったような調子で責める報道関係者諸氏の声には共感できませんでした。
特に今回は、「世間を騒がして」いるのはマスコミ側だなあ、と思いました。

貴店がその品名で提供するものとして、品質上どうなんですか?
りっぱなお店の看板に対して、恥じるところはないのですか?
それならわかります。

「偽装」というレッテルには、違和感がありました。
まして、「不当利益」などと言うに至っては、マスコミらしい小賢しさとしか感じられませんでした。

しかし、そのレッテルのせいで、ことが大きくなった気がします。
怖いです。


整理します。
名のある店は、その名にふさわしく、きちんとしたものを提供してほしい。
マスコミは、ことのレベルにふさわしい見識と姿勢で対応してほしい。
両者、大きな視点から見た時、世間に与える影響を思い出してほしい。
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by 50tempest | 2013-11-07 07:12 | 見て聞いて考えた