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私のキャリア17 ソリティアモデルで専門性をつけろ

いろいろチャンスをもらえた総務時代でしたが、しかしその一方では、つまらないと思う気持ちも生まれていました。
スタッフ系は何をやっても、社内的に評価されるわけではありませんから。

結局便利屋で終わるのか、などと思いました。
便利屋が悪いというのではありませんが、当時は何か胸を張れない感じがありました。

では、自分の専門性をどうつけていけばよいのか。
そんなことを考えている時、ひらめいたことがふたつありました。


まず、専門性は周辺に広げればいいのだ、ということです。
これは、後に「ソリティア・モデル」と名付けました。

当時自分の専門といえるものを、思い浮かべていくと、領域の関連しないものがありました。
事務用品の調達、印刷の手配、株式、不動産…、総務は幅広く担当していますから、与えられる仕事の経験だけでは、互いに関連の薄いものもあり、それが「便利屋」感になっていると感じられました。

その間が埋められればおもしろいな、と思いました。
当時流行っていたソリティアというゲームで、降ってくるマスを、凹んだところに落とせば、グリッと地平線が下がる、あの感覚で何かが生まれるのではないかと思えました。

たとえば、オフィス家具ならオフィス家具に詳しくなります。
それはそれで必要です。

そして、それを深めるだけでなく、隣接領域にも関心を持って勉強していくのです。
家具のあり方と人間の疲れ方との関係はどのようなものか、家具を調達するために使えるリース契約とはどのようなものか、といった具合です。

たとえば前に担当した不動産の知識などがあるとしたら、それとつながって、ファシリティマネジメントといった専門領域が生まれたりします。
関連づける意識がポイントです。


単にあれとこれができるにとどまっていれば、たくさんあったとしても便利屋ですが、ひとつ上の次元の専門性を生むという意識で取り組めば、相乗効果を持つ、おもしろい仕事が作り出せるのです。
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by 50tempest | 2014-09-01 07:00 | 自己紹介