ゆめ芝居 それがしの申しますことひと通り・・・

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「教える仕事」の3要素

知人の開米瑞浩さんは、専門知識のような込み入ったことをどう教えるか、という分野の専門家です。

彼の持論では、教える仕事は3要素の掛け合わせだとのことです。
掛け合わせですから、どれかひとつがダメなら、ゼロになってしまうということですね。

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「教える仕事」=「構造」×「シナリオ」×「アクション」

 構造=専門知識そのものの構造化
 シナリオ=学びのドラマのストーリー
 アクション=講師の役者的パフォーマンス

教えるべき内容を、教える側がきちんと構造化して理解する。
むずかしいことほど、内容を削って「わかりやすく」するのは逆効果。
内容が多くても関連付けが見えれば、そのほうが理解しやすい。

印象的な経験がなければ理解も記憶もされない。
ドラマチックな結末がほしい。
・・・・覚えなければならない「知識」がもし10あったとして、それを1から10まで単に丸暗記するような形で学んでいくのは少々つらいもの。1と2を土台にして3という発展型が生まれ、それが後の伏線となって最後に10番目の謎が明らかになる……! というようなストーリー性があれば最高です。・・・・

アクションには入念なリハーサルが不可欠。
アクションがうまければ、シナリオを多少補える。
読むのでも、淡々と一本調子で読むのはダメ。少なくともメリハリのある読み方が必要。

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私は、それほど複雑なことを教える身ではありませんが、この考え方はとてもうなづけます。
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by 50TEMPEST | 2008-06-10 08:00 | 見て聞いて考えた