人気ブログランキング | 話題のタグを見る

ゆめ芝居 それがしの申しますことひと通り・・・

igarashi.exblog.jp
ブログトップ

CDAの2次試験ふりかえり その1

これからキャリアカウンセラー(CDA)にチャレンジする方のために、ちょっと2次試験をふりかえってみます。

     * * * * *

まずお薦めしたいのは、会場に行く前に発声練習をしておくことです。
しっかり声が出て、試験官に聞こえることが必要ですから。

指定時間に待合場所に行きます。
皆、シーンと待っています。

私は、この雰囲気が一番嫌でした。緊張が増幅されます。
気ら~くに読める本でも読んでいるといいかも。

時間が来ると、その時間の組が室内に呼び込まれます。
出席の確認、試験要領の説明などがあります。

試験をする場所に移動します。
小部屋が並んでいて、同時並行で何人もが試験されます。
自分の部屋の前にはクライエント役の人が待っていて、あいさつしてくれますので、しっかり挨拶を返します。
このへんは合否にはからまないでしょうが、こちらも声の出具合を確かめるつもりで。
ちなみに彼らは皆先輩CDAだそうです。

中の様子がOKとなったら、クライエント役が案内してくれます。
入ると、椅子がふたつ並んでいます。
その向こうにふたりの試験官が座っています。
受験票を見せながら、名乗ります。
ここでも、発声の確認だという意識で、しっかり声を出しておくといいですね。

左側の椅子に座ります。
クライエントの設定が書かれたメモを渡されます。
名前よりは、年齢、職業、立場などが大事だと思います。

ロープレでは、転職したいとか、仕事に意義を見出せないとか、仕事を探したいとか、よくある悩みが出てくるわけです。
クライエント役の今の様子とあまり違わない設定にはしているようですが、とはいえ、だいぶ年齢差のある設定のこともあるらしいです。

中年男性だとリストラ、女性だと結婚や子供の問題などのからむ場合があります。
こうした特有の要素は見のがさないこと。
私は、1回目(不合格)のとき、女性クライエントの子供の問題を軽視してしまいました。

また、先入観を持たずに聴く必要があります。
ちょっと考えると「同じ」ことであっても、クライエントによってニュアンスが違うのですね。
リストラに怒っているのか、落ち込んでいるのか、羽ばたこうとしているのか、そのニュアンスを聴こうとする姿勢が伝われば、クライエントは話してくれると思います。


椅子を、カウンセリングの位置に並べ替えるよう言われます。
椅子同士が120度くらいに開く形で並べます。
角度は自由なのですが、「こんな感じでいいですか」とクライエントに聞きましょう。

普通、何となく、試験官側から見て逆ハの字に置くと思います。
私は2回目のとき、クライエントの椅子が試験官に横向きになるようにしました。
当然自分はかなり試験官を向く感じになりますが、どうせ見られるのですから、このほうが表情やボディアクションをよく見てもらえるかなと思ったわけです。

(続く)
by 50TEMPEST | 2008-06-24 10:41 | コーチング,カウンセリング