ゆめ芝居 それがしの申しますことひと通り・・・

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当マイクロフォン

「歌に思い出が寄り添い、

 思い出に歌は語りかけ、

  そのようにして歳月は静かに流れていきます。

   皆さんこんばんは、日本のメロディー、中西龍でございます」


ご記憶でしょうか、中西アナの名調子。


カミさんが、中央大学の歌舞伎教室で、中西さんの評伝?『当マイクロフォン』のことを仕入れてきました。それからひとしきり、中西節の話題になりました。

あの、思い入れなく、サラサラと語られる歌い調子。
NHKアナにしては珍しかったですね。不思議に記憶に残る語りでした。
出だしの「歌に」と、後半の「静かに」がポイントだと思います。

のど自慢の司会でも、ちょっとタメ口のインタビューで人気になったのだと思います。
いわゆる「キャラの立つ」感じ。

中西さんが、ラジオの中で自分のことを指して使った言葉が「当マイクロフォン」。
これも聞いたとたんに、彼のことを思い出す独特の言葉です。


中西さんの、長年の経験の熟成には違いありませんが、
心に届く話しかたとは、単にきれいな発音と流暢さといった
「うまさ(テクニック上の)」だけが問題ではないのですね。
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by 50TEMPEST | 2008-07-09 07:40 | 見て聞いて考えた