ゆめ芝居 それがしの申しますことひと通り・・・

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コミュニケーション 都会と田舎

都会の「しゃべり」は、どんどん速くなっています。
平板にもなっています。

その変化の具合は、昔の映画を見るとわかります。
『東京物語』など見ると(田舎から出てきた人たちとは言いながら)、イントネーションやらボキャブラリーやら、ゆったりと豊かなのを感じます。

ちなみに、アメリカ映画でも同じ感じがあります。
1940~50年代の白黒の名画を見ると、からきし英語がだめな私でも、しっかり聞き取れるようなスピードです。
今のアメリカ映画のせりふの速さ、ぶっきら棒さ加減とは、たいへんな違いです。

私たちは、早くしゃべることで、それだけたくさんのことを伝え合おうとしているのかもしれません。
でも、どうなんでしょう、それに成功しているのでしょうか。

唐突ですが、平泳ぎの北島選手の話です。
先日のオリンピックで、25メートルを泳ぐのに、ヨレヨレだった準決勝では19かきで、鮮やかに世界記録を出した決勝では16かきだったのだそうです。

速く速くと泳ぐのが、結果として速いとは限らないのですね。
都会のスカスカのコミュニケーションを思うとき、田舎のコミュニケーションが改善のひとつのヒントになりそうに思っています。
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by 50TEMPEST | 2008-09-05 08:17 | 見て聞いて考えた