もしかしたら企業社会が男性中心で構成されていた時代のなごりかもしれませんが、「うまくいって当たり前」という風土がありませんか。
仕事がうまくいかないとか、何か失敗があったとき厳しく叱責する。
でも、うまくいったときは何も言わない。
これでは、ちょっとさびしいです。
今でも実質的に男性社会である会社はたくさんあります。
そこで育った管理者たちは、やっぱり先輩のやり方を身につけてしまいます。
うまくいったときはほめること。
豚もおだてりゃ、木に登るのです。
まして人間、ほめられて悪い気のする人はありません。
大きくほめようとすると、うまくいかないことがあります。
途中でちょこちょことほめるのはどうでしょう。
「お、その調子」
「うん、いいね」
なんて、やっていると、ここ一番のほめ言葉も、すんなり出てくるかも。
何よりも、途中で声をかけているということはフィードバックになるので、仕事もうまくいく、部下も安心して仕事ができる、自分も指導ができる。
これぞ、ウィン・ウィンですね。