古今東西、たくさんの人間が、それぞれ限られた人生を生きてきたわけですから、そのなかのたった2人が出会い、響き合い、時間を共有するということは、とても稀有なことだと思いませんか。
互いに高め合う。互いに何かを創り合う。
そんなことができたら、もっとすばらしい。
それが歴史の時間の流れから見たら、ほんの短いことであるからこそ、その輝きは尊いと思います。
仕事やいろいろな場面で出会って、刺激や力をいただいた方たちに、感謝の気持ちがわきます。
フリーランスになったことで、カミさんと3食ともにしながら、またテレビを見ながら、あれこれと、これまでにくらべると何倍も話しあうようになりました。
これまでだって、世間の同世代の夫婦より話してはきたつもりですが、まだまだ発見があるし、楽しく新鮮です。
この、時間を共有している感覚は、会社を辞めたからこそ得られたことで、意外な収穫というべきか。
真面目に勤めていればもらえるであろう一定の収入を、それに充てるだけの価値はあると感じています。
映画「ベンジャミン・バトン」の予告編を見ながら、そんなことを…。