ゆめ芝居 それがしの申しますことひと通り・・・

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強みと弱みはひっくりかえる

自動車会社の例を考えましょう。

T社、N社は、世界中に販売網、生産基盤を広げて、これまでわが世の春を謳っていました。

S社は軽自動車ばかりで、売れていたとは言え売値は半分です。
景気のいい国は大きい車中心ですから、第二、第三グループの国に展開してきたわけです。


それが、昨今の急展開。

規模が巨大な会社は、足もとをすくわれたダメージも大きい。
固定費として発生する人件費、どんどん効果を生むはずだった生産設備への投資額。
高い車はローンが必須、でも金融機関は貸してくれない。だから売れない。
海外依存していたぶん、円高ドル安でさらに目減りした効果も大きい。

相対的に小さくやってきた会社は、ダメージは小さい。
固定費もさほどではない。
安い車は自腹でも買える。先行き不安で、軽に乗り換える人もいる。
円高は同じでも、第二、第三グループ国との落差は、ドルほどではない。


状況、環境が変わると、これだけ見事にひっくりかえるのですね。
そんなつもりで、物事を見る必要がありますね。

でかい車を作ってばかりいたアメリカに対して、小さい効率的な車を作って闘っていた日本の自動車メーカーが、いつの間にか図体が大きくなって恐竜のようになっていたのかもしれません。
もちろん絶滅するようなことはなくて、ちゃんと波を乗り越える地力があると信じていますが。

TV東京「カンブリア宮殿」を見て。
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by 50TEMPEST | 2009-03-05 09:53 | 見て聞いて考えた