ゆめ芝居 それがしの申しますことひと通り・・・

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蟻とキリギリス

蟻とキリギリスのお話は、イソップですか?
当然、学ぶべき対象は蟻という筋書きですね。

◎働く者は生き残るのだ
 (遊んでばかりいる者は窮する →まじめに働くことは大事)

小学校で教わった落とし所は、これです。
50年前の価値観では、文句なしに「勤勉な労働」です。

ただ、この落とし所には、少しですがバリエーションがあるようです。

◎用意のよい者は生き残るのだ
 (用意しない者は窮する →先を考えた準備は大事)

こっちのほうが、説教臭くありません。

そう考えてくると、こんなのも考えられますね。
◎展望を持って手を打つ者は生き残る
 (刹那に生きる者は窮する→長期的視野は大事)


ところで、こんなのはいかが。
◎未来に追われてばかりいる者は楽しみを知らずに人生を送る
 (今ここを味わう人生は楽しい→たとえ短くても充実した人生もある)

ここまで勝手に解釈すると、学ぶべき対象は、必ずしも蟻ではなくなります。


ま、何事も、その時代の価値観で解釈され、伝えられるのです。
ということは、時代の変遷に沿って、解釈も少しずつ変わるということですね。

社会全体が右肩上がりで、真面目にやってさえいればそれだけで、そこそこに裕福になれた時代。

ある日突然リストラが打ち出されたり、もうかっていたはずの会社が一夜にして大赤字に転落してしまったり、なんてことがありうると誰もが知ってしまった時代。

働く価値や、先に向けて手を打つことの大事さは言うまでもありません。
ただ、「うつ」が蔓延している現代では、読みとり方が変わってもいいのかもしれません。

ほどほどに「今」を楽しむことも、生きる証のように思うのです。
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by 50TEMPEST | 2009-03-23 15:54 | 見て聞いて考えた