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ゆめ芝居 それがしの申しますことひと通り・・・

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ゼロ戦隼人を覚えてますか

私が子供の頃は、マンガ雑誌に太平洋戦争を舞台にした戦争マンガがたくさんありました。特集記事にも戦闘機や軍艦や武器のことがよく扱われました。零式艦上戦闘機、戦艦大和、加藤隼戦闘隊、ミッドウェー海戦、人間魚雷回天、B29爆撃機、などなど。
(だから、今でも兵器にはけっこう詳しくて、テレビドラマでそぐわない銃が使われていたりすると、ツッコミを入れては妻に嫌がられてます)
プラモデルもはやりました。

自分が生まれる8年前まで、日本は戦争をしていたのでした。
たった8年前なのかと、実感を持って考えられたのは、50歳になってからでしょう。最近です。そのことに気づいたときは、不思議な感慨を持ちました。
考えてみれば、あの頃の親たちは、皆戦争の中で青春を送ったのです。父親たちは生き残り兵士だったのです。

あの頃から、どんどん世の中が便利になり、生活レベルも上がっていきました。ベトナムやら、他の場所で戦争は常にありましたが、それはどこかの誰かがする別世界のことでした。

もうじき実体験として戦争を語れる人はいなくなります。
今、通勤電車の中で、となりの若いサラリーマンが読んでいるマンガ雑誌は、ヤクザまがいの言葉づかいの暴力マンガと、ビキニのお嬢さんの特集です。
平和が続くことを願います。

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今朝、このブログへの訪問者が1000人を超えていました。ありがとうございます。
by 50TEMPEST | 2004-08-10 09:09 | 見て聞いて考えた