ゆめ芝居 それがしの申しますことひと通り・・・

igarashi.exblog.jp
ブログトップ

朗読劇「ヒロシマ」見てきました

朗読の師匠が中心になって上演された「ヒロシマ」を見てきました。
被爆し、その後も走り続けたチンチン電車がモチーフのお話です。

 経王寺 戦没者慰霊法要 朗読劇 ヒロシマ 
 2009年8月8日 原洋子ほか

この時期、テレビなどでも第二次大戦をテーマにした番組が流れます。
どうしても、意志半ばにして亡くなった方たちの「命」を思います。
戦かわざるを得なかった人たちも、受け身に亡くなってしまった人たちも。


私は戦後生まれですが、私が生まれる、ほんの8年前まで戦争はあったのです。
誰でも8年ぐらい前は思い出せますよね。

子供のころ身のまわりにいた大人たちは皆身近に戦争を経験した人たちでした。
母は、出征していく先生を見送り、また艦載機の機銃掃射を見ました。

ある方は、青森空襲での火事の明かりが函館からも見えたのだと教えてくれました。
紙一重のところに暴力も死もあったのです。


父は徴兵され、終戦後もシベリアに抑留されていました。
人生が変わり、性格も変わったといいます。

父は、戦争のことは語りませんでした。
多くの男たちはそうでしょう。つらい経験だからこそ。
それを支えていたのは、国の人々を守るためには自分の「命」もすてるという、否応なしの覚悟…。


彼らの「命」を礎に、自分の生がある。
彼らの分もしっかり生きなくては…、などという単純なものではない。

しかし、そのことを思えば、自分の「命」の有限も思う。
有限であればこそ、残りを輝かせたいとは思うのです。
[PR]
by 50TEMPEST | 2009-08-09 13:12 | 見て聞いて考えた