ゆめ芝居 それがしの申しますことひと通り・・・

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コミュニケーションを酒に例えると

コミュニケーションにもいろいろありますね。
お酒に例えてみます。


軽いお酒、重いお酒があります。

日頃は、手軽に飲めるものに手が出ますね。

チューハイは手軽に飲めて、後に残らないね、とか。
出張で疲れて、新幹線では缶ビールでやれやれ、とか。

でもたまには、お酒の酔いよりは、味わいのほうを楽しみたいこともあります。

何年貯蔵とかいうウィスキーを、割ったりせずに、チェイサーとともに…。
ディナーの後のブランデー、掌の温みで立ち上る豊潤な香り…。

ただ、どんなに深い味わいがこころよくても、いつもいつもはしんどい。
環境を整えて、気持ちも入れて、ということになります。


コミュニケーションも、ふだんは情報(コンテンツ)をスピーディかつ正確に受け渡すことが求められます。
ビジネス場面での「報告連絡相談」などはそうでしょう。
缶チューハイみたいなものです。

でも、話したいことには、その前に思いがあります。
心の深い部分から、ポカリと浮かび上がった思いは、正確に言葉になるわけではありません。

また、言葉にできないことにいらだち、苦しみ、抑え込んでしまったり、はじめからあきらめてしまった思いもあるでしょう。

これらを、言葉になった表面的な情報よりは、むしろ思いを思いとして、しっかり受け取ろうと思うと、簡単ではない。
相手の思いを、ひとつひとつ深いところまで下りて確かめながら…。
となれば、しかるべき環境を整えて、気持ちも入れて、ということになります。

これがカウンセリング的な、傾聴ということなのでしょうね。
いわば、傾聴は深~い酒を味わうようなものと言えそうです。



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by 50TEMPEST | 2009-12-01 12:09 | 見て聞いて考えた