ゆめ芝居 それがしの申しますことひと通り・・・

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カテゴリ:歌舞伎,オペラ( 73 )

オペラ「カプレーティとモンテッキ」公演情報

千葉市の住宅地にある小さなオペラハウス、
風の丘ホールで、珍しい出し物があります。

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小空間オペラvol.36 
 「カプレティ家とモンテッキ家」 

      ベッリーニ
字幕付き原語上演(一部カット)

 2013年4月21日(日)  14時開演 
         27日(土)  13時開演
         29日(月祝) 14時開演

 風の丘ホール
  総武線新検見川駅から 徒歩10分
  または京成バスで停留所ひとつ 通りのすぐ向かい
                
  ロメオ:向野由美子 
  ジュリエッタ:光岡暁恵
  テバルド:井出 司
  カッペッリオ:鹿又 透
  ロレンツォ:大川 博

  演出:岩田達宗
  音楽監修・ピアニスト:御邊典一

 チケットはこちら★
  1列指定 5,800円
  2列指定 5,300円
  3列目以降自由席 4,800円
  小中高校生
   1・2列指定席 2,800円
  大学生(25歳まで) 3,500円  (全4席限定)

  前売りはカード払いもできます

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オペラ版の「ロミオとジュリエット」です。
同じお話で、グノーもオペラを書いています。そちらはフランス語。
今回の公演は、ベッリーニの作品でイタリア語。

日本での上演はめったにありませんが、ソプラノのアリア集などにはよく登場する作品です。
オペラファンは必見です。

オペラを見たことがない方でも、もちろん大丈夫。
風の丘は、敷居の高い劇場ではありません。
大ホールではなく、観客のすぐ目の前で展開されるドラマに、引き付けられること請け合いです。
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by 50tempest | 2013-04-05 09:49 | 歌舞伎,オペラ

勘三郎死去

畜生め!
何で彼が死ななきゃならないkのだ。

食道がんも初期とはいえ、転移していたというし。

「喜ばせよ」がドライバーの人だから、体が利いて、できるのをいいことに、一時期かんばりすぎたように思います。
一種の燃え尽きとも感じます。

合掌


(引用)
一般的にARDS発症の基盤になるのは肺炎で、食道がんの場合は放射線治療や抗がん剤治療の後です。
炎症などで肺の酸素交換機能が低下し、結果として症状が悪化してしまう。
まるで、肺の中で大規模破壊が起こるように、食い止めることは難しい。
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by 50tempest | 2012-12-11 15:12 | 歌舞伎,オペラ

風の丘の「リゴレット」

風の丘HALL 小空間オペラvol.35

リゴレット
        ヴェルディ作曲
        字幕付き原語上演

小空間で繰り広げられる濃密なドラマ。
大劇場とは、まったく異質のオペラです。作品の本質が伝わります。

【キャスト】
 リゴレット:
  日本の次期リゴレット歌いは彼しかいません・・須藤慎吾
 ジルダ:
  今注目リリコ、とってもかわいいお人形のよう。不思議な魅力の持ち主・・光岡暁恵
 マントヴァ公爵:
  藤原歌劇団のトップテナーとなった・・小山陽二郎
 マッダレーナ:向野由美子 スパラフチレ:小田桐貴樹 
 モンテローネ・マルッロ:大川博 ボルサ:笹岡慎一郎

 ピアノ:瀧田亮子・・久しぶりの風の丘オペラでの演奏。男前の演奏が光ます!!

 演出:岩田達宗・・ともかく、彼の細かな演出をこの目の前の舞台で見てください!

【場 所】風の丘ホール 総武線新検見川から徒歩9分
 または 京成バス「さつきが丘団地行き」乗車1つ目「朝日ヶ丘」下車目の前

【日 時】
 2月 5日(日) 14時開演
 2月10日(金) 12時開演
 2月12日(日) 14時開演

【料 金】
 自由席 大人4800円
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by 50TEMPEST | 2012-02-02 11:13 | 歌舞伎,オペラ

風の丘ホールで中鉢聡さんのコンサート

中鉢 聡 オペラコンサート
  ◇東日本大震災義援金チャリティ◇

 5月22日(日)  13:30の部  15:30の部 全2回

 出 演  中鉢聡(テノール)  瀧田亮子(ピアニスト) 
 演奏曲予定
   *「トスカ」より  妙なる調和
   *「マノン レスコー」より  見たこともない美人
   *「フェドーラ」より  愛さずにいられない
   *「微笑みの国」より  君こそ我が心のすべて ほか
                                 
♪ チケット  1・2列指定席 4,500円
          3列目以降自由席 4,200円

 会 場 はなみがわ風の丘HALL
 JR総武線新検見川駅下車 徒歩9分
     または 京成バス「さつきが丘団地行き」乗車
      1つ目 「朝日ヶ丘」下車目の前
 主 催 はなみがわ風の丘HALL

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中鉢 聡さんが目の前で歌ってくれる小ホールのコンサート。
心も体も揺さぶられます。
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by 50TEMPEST | 2011-05-09 17:55 | 歌舞伎,オペラ

吉右衛門の「将軍江戸を去る」

国立劇場公演「天保遊侠録」「将軍江戸を去る」見てきました。

比較的地味な芝居が2本。
吉右衛門のほかは、歌六、歌昇、芝雀、東蔵と、行儀のよい人ばかり。暴れる個性の人はいません。
吉右衛門らしい構成かもしれませんが、もうひとつ発散、陶酔感があるといいな、と思いました。

歌昇の西郷吉之助がていねいで、この人の実力が示された気がします。
日頃もっと重い役をやってもいい人だと思います。

東蔵の阿茶の局/高橋伊勢守が、ともにまことに手堅く、すばらしい。。
この人が芝居の骨を作っているなと思います。

吉右衛門は徳川慶喜がはまっていました。
哀愁を醸し出しながらも凛とした立ち姿、朗々としたセリフ。
白鴎の幸四郎を思わせました。
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by 50TEMPEST | 2010-10-27 09:55 | 歌舞伎,オペラ

風の丘は『愛の妙薬』

 『愛の妙薬』  Donizetti G.     字幕付き原語上演
 

 2010.8月22日<日>  15:00開演   
       26日<木>   15:00開演 *26日キッズファミリー対象
       28日<土>   15:00開演              

 出演 アディーナ  :山口佳子  (藤原歌劇団団員)
     ネモリーノ  :小山陽二郎 (藤原歌劇団団員)
     ベルコーレ  :鹿又 透  (二期会会員)
     ドゥルカマーラ:久保田真澄 (藤原歌劇団団員)
       
     コレペティトール・PF:河原忠之  
     演 出:松本重孝
     音楽芸術監修:小山陽二郎

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小山陽二郎が新境地を開いて以来、定番になりつつある風の丘ホールの『愛の妙薬』です。

小空間で演じられるヴェリズモの味わいのあるドニゼッティをお楽しみください。
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by 50TEMPEST | 2010-08-08 17:45 | 歌舞伎,オペラ

中村小山三のこと

5月7日放映の、フジテレビ『金曜プレステージ 密着! 勘三郎が泣いた 勘太郎挙式&感動秘話 さよなら歌舞伎座SP』を見ました。

勘太郎君が迎えた嫁さん、前田愛さんをめぐる、一家の暖かさもよかったけれど、何といっても涙が出たのは、一門の最古参、中村小山三さんのこと。

2月初めの稽古の後、大病で入院して、その月の歌舞伎座出演の機会を失うと危ぶまれました。
歌舞伎座は4月に閉場予定。最後の機会のはずでした。

89歳の人が、腸の出血で身体の1/3の血を失いました。
助かったのは奇跡に近いのです。

それが、千秋楽に一時帰宅の形で病院を出て、なんと舞台に出たというのです。
役者魂としか言いようがありません。

もちろん舞台で死んでもいい、という覚悟があっての出演でしょう。
しかし、「治る気」の有無で、人間の体は変わるのだと思わざるを得ません。

朝、挨拶に来た小山三さんを見て、思わず泣いた勘三郎。

結果としては、閉場前の最後である4月にも、後見として、連獅子の胡蝶を使うのですが、その元気な姿にまたうたれました。
その胡蝶があってこそ、勘三郎、勘太郎、七之助、見事に三人そろった毛振りの連獅子が成ったと思います。
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by 50TEMPEST | 2010-05-08 14:21 | 歌舞伎,オペラ

修善寺物語、見てきました

吉右衛門の面作り、夜叉王。
12月の国立劇場です。

思うような面ができないことを頼家に責められて言う、
「左にノミを持ち、右に槌を持てば、たやすく面はなるとおぼしめすか。…」。
有名なセリフです。

しかし、意外に低い調子で言われました。
台詞がまだ入っていないのか、体調が悪いのか、と思うぐらい。
彼の工夫なのでしょう。

少し考えてみました。
このセリフ、言い方によって、ずいぶんニュアンスが変わりそうです。
そんな風に考えるようになったのは、自分が朗読をするようになったからですね。

強く、凛と言葉を張れば、「芸術の難しさを知りなさい」という感じになるでしょう。
相手を責め返すようなニュアンスも出る。

強くても、詠嘆するように言えば、「自分の苦心をわかってくださいよ」という感じになるでしょう。
「でも、わかってもらえないんだよなあ」というニュアンスも。

今回のように、自分の内側に言うようにすれば、「自分の苦心はわかってもらえないでしょうね」という感じになります。
「うまくできない。そんなはずはないのです。でも…」という苦悩が伝わります。

ここがあるので、幕切れ近くのセリフが効いてきました。
「われ拙なきにあらず鈍きにあらず、源氏の将軍頼家卿がかく相成るべき御運とは、今という今始めて悟った」

前に、色々なことが自ずと作品に現れるのだと、自分の口から言っていたことで、
「そうか、なるほど」となるわけです。

観客側からは、歌舞伎的な意味での爽快感は少ないのですが、結末の、劇としての重みは大きくなりました。


また、死んで行く娘桂に、顔を写させろというくだり。
やりようによっては人間味のない感じになるでしょうが、
「父として、お前の死を見届けるぞ。記憶と記録にとどめるぞ」というニュアンスにとれました。

前後を含めて、セリフの腹がしっかりできていたということだと思いました。
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by 50TEMPEST | 2009-12-16 12:16 | 歌舞伎,オペラ

風の丘は大貫裕子・小山陽二郎で「椿姫」

新検見川にある小さな小さなオペラハウス、風の丘ホール
秋は椿姫。大貫裕子さんの登場です。

ソプラノのヒロインが死に、テノールの恋人が嘆く。
これぞ定番中の定番。オペラの醍醐味です。

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◎ 椿 姫  ヴェルディ 

  ≪字幕つき原語上演≫

  2009.10月4日<日> 10日<土> 12日<月・祝>
   各14:00開演
 
   ヴィオレッタ:大貫裕子(日本オペラ協会会員)
   アルフレード:小山陽二郎(藤原歌劇団団員)
   ジェルモン:谷 友博(藤原歌劇団団員)
   ドゥフォール:東原貞彦(藤原歌劇団団員)
   アンニーナ:丸尾有香(藤原歌劇団準団員)       
   ガストーネ:阿食金太郎(風の丘オペラ合唱団団員)

   合唱:風の丘オペラ合唱団

   ピアニスト:山崎 真 
   音楽監修:小山陽二郎


 一般前売り 4,800円 (当日券5,000円) 
 小中高校生 1,500円  
 大学生(25歳以下)3,500円
 各公演全席自由
       
 *開催主催者 「風の丘HALL」直接でのご購入は、
  一般前売りチケット代金300円(委託手数料分)割引で販売。

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by 50TEMPEST | 2009-09-16 10:50 | 歌舞伎,オペラ

風の丘の「蝶々夫人」

風の丘ホール公演「蝶々夫人」がありました。

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Puccini.G. 蝶々夫人  字幕付き原語上演
 
 2009.8月12日<水> 14:00開演
        15日<土> 14:00開演
        16日<日> 16:00開演 

  蝶々さん:清水知子(藤原歌劇団団員)
  ピンカートン:西村 悟
  シャープレス:今尾 滋(二期会会員)
  スズキ:松浦 麗(藤原歌劇団準団員)
  ケイト:吉村恵(藤原歌劇団準団員)
  ゴロー:冨田裕貴
  蝶々さんの子ども:大和真子(ジュニアコーラスフェアリーズ)

  ピアニスト:河原忠之   
  音楽監修:小山陽二郎

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蝶々夫人といえば藤原歌劇団の看板演目ですが、その2007年本公演でタイトルロールを歌った清水知子さんの出演でした。
ピアニストには、業界では泣く子も黙る河原忠之さんが。
それらのことを挙げるだけで、この小さなホールが持つ意味を知ることができるでしょう。

ここに初めて来た方は、開演までの間、はるばる来ては見たがどんな物が始まることかと、おそらくは少々懐疑的な目で見られることと思います。
しかし、終演後は、見ごたえのあるものを見たという気持ちで帰路につかれるのです。


今回、清水さんの緻密な演技が、この小さなホールだからこそ、大公演とは違う光り方をしたように思います。

大ホールの公演は、観客はいわば神の目で見るわけです。
オーケストラに揺さぶられることはある半面、細かな演技は見分けようがありません。

80人の小さなホールでは、観客は好奇心に満ちた隣人の目です。
出し物によっては、市原悦子の「家政婦」です。

同じ高さの視線で、ドラマを現在進行形で見ることになります。
演者の視線、息使いなど、しっかり見聞きできます。

その意味で、来てくださった方は違う感動に揺さぶられることになるのです。
今回も、ホールには濃密な空気が充満しました。


ピンカートンは、新人の西村悟さん
日本の高名なテノールは、残念ながら小柄な方が多いのですが、彼は背も高く、声量、コントロールともすばらしい。
次のスターテノールになっていくことでしょう。

スズキは、松浦麗さん。
蝶々夫人の悲劇が際立つのも、このスズキの苦悩があってこそ。
メゾがやりたい役はカルメンと相場が決まっているのですが、私はスズキこそ、しどころのある役だと思っています。
その意味で、熱演で清水さんを支えました。


次回公演は、10月に椿姫です。
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by 50TEMPEST | 2009-08-16 14:25 | 歌舞伎,オペラ