ゆめ芝居 それがしの申しますことひと通り・・・

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カテゴリ:日々の交流分析( 110 )

あまちゃんと交流分析

今年のブームといえば、『あまちゃん』ですね。
私も、カミさんとほぼ毎日見ました。

何と言っても宮藤官九郎の脚本。
ストーリーもさることながら、舞台劇的な、ちょっとした言葉遊びやオチのつけ方には笑わされました。

能年玲奈さんの演技もすばらしいと思いました。
朝ドラといえば、たわいもない出来事を大騒ぎする筋、ヒロインの大げさな演技というのが通り相場だと思っています。

しかし、彼女の自然な表情は、大竹しのぶの若い頃を連想するものがありました。
劇団のようなところで学んだものではないのでしょうが、天才的だと思います。


それはさておき、お話は、地味で暗くて向上心も協調性も存在感も個性も華もない、パッとしない子だった天野アキちゃんが、次第に自分の力に気づいていき、地元の町おこしのリーダーになっていくという物語でした。

アキちゃんは、母の実家である北三陸にやってきて、おばあちゃんのエネルギーにすっかり感化されます。
「じぇじぇ!」とか「かっけー!」とか、地元の感嘆詞をどんどん口にするようになります。

そして、そのあたりから元気な子になっていくのですが、交流分析的に、これは理にかなっているのです。
個性も華もないパッとしない子というのは、5つある心の面(自我状態といいます)のうち、FCが低いのです。

FCが低いのは、何をするにも、エネルギーが出ない状態です。
人として本来持っているはずの、生きる力が表に現れないのです。

育つうちに、自分自身に自信が持てなかったり、傷つくことがあったりすると、そんな生き方の子になります。
おそらくアキちゃんも、ちょっとしたいじめにあったりして、そんな生き方を身につけたのでしょう。

そんなFCの低い人が、どうすればよいかというと、簡単です。
子供っぽいことをするとよいのです。
逆の言い方をすると、大人っぽくないことをするのです。

派手な服を着う、感嘆詞をひんぱんに使う。
勝手な歌を歌う、小さな子供やペットと遊ぶ。などなど。

急に性格が裏表に変わるものでもありませんが、続けているうちには必ず効果が出ます。

ですから、アキちゃんは、「じぇじぇ!」とか言っているうちに、次第にFCが高くなってきたのです。
その後いろいろと辛い目にあって落込みながらも、それでだめになることなく、強く生きられるのは、本来持っていた生きるエネルギーが出るようになったからなのです。

そして、その様子を深い所で支えてくれる、おばあちゃんやお母さんに見守られた面もあるでしょう。
FCは、関わる人の優しい心の面NPを刺激して、高めるのです。、


ですから、もし自分のことを、以前のアキちゃんのような、地味で暗くて向上心も協調性も存在感も個性も華もない、パッとしない人間だと考えている方がいたら、ぜひ「じぇじぇ!」とか「かっけー!」とか、言いまくることをお勧めします。
また、他の感嘆詞「オー」「イェイ」「ほぉー」「へぇー」「やった!」などでもかまいません。
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by 50tempest | 2013-11-03 07:44 | 日々の交流分析

ふれあいの心理学「交流分析」で心を軽くする講座

人は人のことで悩むものです。
ただ、人間関係は相互の関係ですから、落ち着いて考えると、悩みの元が実は自分の方であったりもするのです。
交流分析を知ると、自分のいろいろなことが整理できて、ストレスも減らせます。

◆期 間:平成26年1月30日~3月13日 計4回
      13時15分~14時45分

◆受講料:8,000円 (テキスト代630円は別途)

◆会 場:淑徳大学池袋サテライト・キャンパス


【講座内容】

1. 1月30日 : 「自分」は、自分が知っている以上のもの
2. 2月13日 : もっともっと活き活き人生にする
3. 2月27日 : あたたかいコミュニケーションの方法
4. 3月13日 : 自分の人生、まるごと好きになる


【ポイント】

1960年代にアメリカで生まれた「交流分析」は、日常的な言葉を使い、図式で考える、わかりやすい心理学です。現代を生きる私たちにも、とても役に立ちます。人は人間関係の中で生きていますから、その中で喜びも悩みもします。そうした交流のしかたを手がかりに人間を見ていく心理学です。

◎人は誰でも喜びに生きるために生まれてきた。
◎人は考える力を持っている。自分の生き方を自分で決める力もある。
――それが、交流分析の哲学です。つまり、交流分析が目指すのは、自律の生き方なのです。

もともとはメンタル不調を支援するために生まれたものですが、こうした考え方は一般の方にも役立つので、企業研修などに広く応用されています。

楽しく知って、楽しく話して、心を軽くしましょう。
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by 50tempest | 2013-10-28 21:41 | 日々の交流分析

エンジョイする選択

◎4つのエンジョイする選択  グールディング夫妻

 ・それをしてエンジョイする
 ・それをしてエンジョイしない
 ・それをしないでエンジョイする
 ・それをしないでエンジョイしない

楽しむとか、おもしろがるとかを、私たちは軽視しがちですね。
苦しくても、働くとか、やり遂げるとかが尊いと考えるのが多くの人。

それはそれで正しいと思います。
勤勉な努力が今日の人間社会の発展を生んだのは間違いない。

ただ、やるべきかどうかで悩んでいるなら、それを「おもしろそうと感じるかどうか」もモノサシにできるのではないでしょうか。
大変そうだけれど、おもしろそうなら、やればいいのです。

また、日々の平凡に感じる仕事も、どうやったらおもしろくなるかと考えると、何か見つかるかもしれません。

おもしろいと感じるかどうかは、案外人間の根底のエネルギーにつながっているのです。
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by 50tempest | 2013-05-28 07:51 | 日々の交流分析

痴漢に会いやすい人

防犯の専門家によると、痴漢に会いやすい人というのがあるそうです。

 ・内股の人
 ・下向きの人

このタイプの人は、痴漢行為をしても、騒ぎ立てることができないのです。
攻撃に転ずるなど、もちろんできず、黙って耐えようとしてしまいます。

さて、交流分析的に見ると、それはこんな人と言えます。

 ・エゴグラムでは、ACが高くて、CPが低い。
 ・基本の立ち位置では、第2の立場ないし第4の立場。「I’m not OK」を持つ。

こういう人は、顔も、しばしば眉が八の字型だったりします。

心とカタチはつながっています。
どんな性格かは、外見にけっこうあらわれるのです。

こう考えてくると、痴漢を自ら引き寄せてしまっているとも言えそうです。
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by 50TEMPEST | 2012-11-09 10:39 | 日々の交流分析

拮抗禁止令、ドライバー、ストッパー、禁止令

交流分析は、一般的に使われる言葉を使って概念を説明します。
また、先生方も、よりわかりやすくという思いからか、厳密な定義にはあまりこだわりません。

ですから、たしかにわかりやすい半面、誤解も生じやすいという欠点があります。

同じような問題意識を持っていらっしゃるらしい文章を見つけたので、転載しておきます。

てれぱるすさんのサイトから ----------------------------------------------------------------

◆拮抗禁止令とドライバー、そしてストッパーと禁止令の関係

ドライバーと拮抗禁止令について
主に両親やその役割に準ずる人達のPから言語メッセージによってPに幾度となく与えられたものであり、この時点では拮抗禁止令(対抗指令)と呼ばれている。
本来、この拮抗禁止令は禁止令に拮抗(禁止令の働きを制御する働きをする)した役割を担うものであり、禁止令が弱い状態であると社会生活を営む上での大きな助けとなる場合もある。

 この中で強いメッセージとなり結果的に脚本を推し進めてしまう可能性を持つ"駆り立てるもの"をテイビ・ケイラーがドライバーと名付けた。
 ドライバーは主に5つから構成されていて、完全であれ・他人を喜ばせろ・一生懸命にやれ・強くあれ・急げという意味合いを持ち、これらのメッセージにより何故かしら夢中になり、我を忘れて行動をしている場合がある。

人より早く仕事が出来たり、人よりも優れていたりすると何故かしら誇らしげな気持ちになったり、充実するというのは、このドライバーが働いている場合がある。
簡単に言うなれば、拮抗禁止令が無意識に作用する状態に変化したものでありポジティブな状態では感情を押さえ込むことなく成長を手助けする場合もある。

逆にネガティブな状態となると、ドライバーの指令を実行する為に感情を押し殺して無意識に駆り立てられて時間を過ごし、時には禁止令と同様に成長の阻害を起こす可能性を持つ。

よって以下のような関係が成り立つ。

拮 抗 禁 止 令   ≧   ド ラ イ バ ー   ≠   ス ト ッ パ ー   ≒   禁 止 令
過剰な脅迫的指令があると → ネガティブに変化 ―→ 感情の抑圧 ―→潜在意識への書込み

ストッパーについて
 前述したドライバーがネガティブに働いた状態で尚且つメッセージ自体がPからCへと移行し禁止令的なメッセージなるとストッパーと呼ばれるものになる。これは禁止令にも似た役割を演じて、行動や思考を規制する。
 何故、かりたてるものが行動を規制するのか・・・それはあまりに強い命令があると、Cの中で逆転が生じて拒否が発生する。それでも継続せざるを得ない場合、Cの感情を無視して行動を続ける。例をあげるなら、「目標を達成する君こそ価値ある社員だ!=他人を喜ばせろ」というドライバーに刺激を与える。このような社会でよく使われている条件付肯定的ストロークが、状況や目標値の変化により目標達成が困難となると、裏面交流のメッセージ「他人の条件を満たせないお前は、価値がない=自分の要求をするな・感情をだすな」とストッパーに変化する。自分の能力を超える事柄や未経験の物事に、完全を求められたり、急がされたり、強さを求められたりして、ドライバーによる駆り立てを受けても満たされる可能性がない場合、心は強迫的圧力を受け、幾度も感情Cが沸き起こるたびにストッパーが抑圧をかける。それらの繰り返しにより幼児期に書き込まれた禁止令同様、ストッパーは感情Cに書き込まれる。このために以下のようにドライバーのネガティブに変化したメッセージ自体がストッパーになり、禁止令的な表現と変化する。

ドライバー       ストッパー            禁止令

完全であれ      ⇔  ありのままであるな  ⇔ 何々するな・存在するな・重要であるな・
他人を喜ばせろ   ⇔  自分の要求をするな  ⇔ 成長するな・子供であるな信用、愛するな
一生懸命にやれ  ⇔  楽しむな          ⇔ 成長するな・子供であるな・考えるな・感じるな
強くあれ         ⇔  感情を出すな      ⇔ 成功するな・お前であるな 等の12ヶ
急げ            ⇔  自由であるな      ⇔ 健康であるな・所属するな・


 この自分Pの中のCP(ドライバー)により、自分の感情Cに送られてFCを押し込め強烈な否定的命令はネガティブなACに送られ幼児決断と似た形で禁止令に似たストッパーとなる。又、ストッパーは禁止令とは違ってドライバーとの関係がある為に、比較的発見しやすく解除しやすいものであるといえる。

禁止令
禁止令は親もしくは親的な人間の感情Cから発せられた、非言語メッセージをCで受け取ったもので、グールディング夫妻により12の禁止令リストが作成された。
この禁止令というものは、幼児期に親の都合により与えられた不公平で否定的な意味合いを持つ感情Cのメッセージで、主に非言語メッセージにより、恐怖や恐れと一緒に感情Cに植え付けられる。
事あるごとに矛盾した禁止令を実感した場合、幼児決断を繰り返し人生にネガティブに作用して、ドライバー・拮抗禁止令をネガティブに変化させる事もある。
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by 50TEMPEST | 2012-10-09 13:53 | 日々の交流分析

梅ちゃん先生を交流分析的に

NHKの朝の連ドラを続けてろ見るようになりました。
大人になって初めてのことです。

理由は、時代が、自分の育った時に近いこと。

もうひとつ、シンプルな人物造形で、わかりやすいこと。
交流分析の説明素材として、使いやすいのです。

◎登場人物の優位な自我状態

梅ちゃん先生の家族、取り巻く人々

下村建造 父 CP・・・いつもむずかしい顔を
下村正枝 祖母 NP
下村芳子 母 NP AC・・・ついに、キレて家出を
下村松子 姉 NP
下村竹夫 兄 CP・・・親に対抗する意地っ張り
下村梅子 主人公 FC

立花陽造 叔父 FC・・・トラブルも起こすが、ムードメイカー

安岡幸吉 隣家の主人 FC
安岡和子 隣家の妻 NP
安岡信郎 幼馴染・夫に 

松岡敏夫 元恋人の医師 A・・・人の気持ちを考えない朴念仁
相沢八重子 看護師 A・・・いつも冷静
坂田俊一郎 開業医 FC
沢田弥生 友人 CP・・・人のダメが目につく

加藤正和 松子の夫 AC
野島静子 竹夫の恋人 CP 
佐藤光男 工員 A AC・・・穏やかな読書好き 祖父の格言を指針に

◎名前とメッセージ
「私はしょせん松竹梅の梅、ついでにつけられた名前」と自分を卑下しているところからスタートします。
それはそうですね。
松子、竹夫ときて、梅子ですから。

後で、「梅の花は春一番、雪の中で花を開き、みんなに希望を届ける花。中国では歳寒三友といって、松、竹とともに、尊いものとされている。それにあやかるようにつけたのだ」と、お父さんが言い、あらためて、その思いを確認する場面が出てきます。

親のメッセージを子がその通りに受け取るわけではなく、案外そんなことから、けっこう人生を決めているものです。
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by 50TEMPEST | 2012-09-22 07:56 | 日々の交流分析

「私だけがこんなに仕事をしている」オーラを出す部下

◆「私だけがこんなに仕事をしている」オーラを出す部下

事務的な仕事が得意な部下。
助かるのですが、仕事が忙しくなるとヒステリックに「自分はこんなに気が利いている」「周りももっと気づけよ」という雰囲気ムキ出しになります。
手続き的なこと、荷物の手配など、細かい作業を誰かが少しでも間違えると怒鳴り散らさんばかり。
さりげなく淡々と上司や同僚をサポートしてくれれば株も上がると思うのですが、周囲に対して「こんなこともできないの」という無言のプレッシャーを与えてきます。

上司は彼女とは違うレベルで外部と交渉したり、その他責任を取らなければいけないマネジメントの仕事をしているのですが、自分のわかる範囲の細かい作業こそを「仕事」と思っているふしがあり、周囲に上司への不満を言い散らしたりします。(その多くが筋違い)

気に入らないことがあると情報を教えなかったりするいやがらせがあり、逆パワハラ的な態度に出ます。
細かい事務手続き(鍵の在り処や届けの出し方等)はマネージャーが全て把握しているわけではありませんが、その技術をもつ彼女が「私に頼らずにやれるものならやってみなさいよ」とばかりに、急にアシストをやめたりするわけです。

この当り散らすような、自分で仕事の価値をジャッジして上司や同僚を批判する態度を改めてもらうにはどうしたらいいでしょうか。
この態度は仕事で関係する上司には概ねいつも同じで、困っているのは私だけではありません。

ちなみに得意な事務仕事以外のことは、どんなに促してもチャレンジしません。
職場で必要な最低限の英語も学ばず、困っています。
だったらせめてにこやかに事務作業を進めてほしいものです。

     ・・・読売オンラインの相談サイトから

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よくある話だと思いませんか。

これに対して、現象面に直接ピントをあてて注意しても、「ああ言えばこう言う」という状態になり、後味悪く終わるのが関の山。
交流分析では、こういうこじれたやりとりを「ゲーム」と名付けています。

結局、この方は日頃、もっと認めてほしいのです。
地道に果たしてくれていることに対して、それを仕事だから当たり前としてはいないでしょうか。

ほめることはもちろん、感謝などを、上司が言動で示さなければいけないでしょう。
その他、「やってくれているのを見てますよ」と伝わるようなことは、何でもオーケーです。
何かの機会に同行して外の世界を見せるなども、よいでしょう。

この組織の中で自分はそれなりの位置を占めて、頼られているのだと感じられレば、人はゲームをしかけなくなります。
逆に、やり取りの中で、君の代わりはいくらもいるぞ、といったことを伝えてしまうと、事はもっと複雑になるかもしれないので、要注意です。

杉内投手が、ソフトバンクから巨人に移籍したとき、ソフトバンク側のちょっとした発言が交渉を決裂させたことを思い出しましょう。
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by 50tempest | 2012-09-03 10:23 | 日々の交流分析

ストローク飢餓よりは

テレビ『アメトーク』で見ました。
その回は、離婚芸人が特集で、別れて間のない芸人たちがゲスト側に集められていました。

まず、雨上がり決死隊の宮迫の話です。
彼が、番組のダイエットの企画に入ったとき、つまり何週間で何キロやせるといったことでしょう、そのことを奥さんに言って、協力を求めたそうです。

彼の奥さんは恐妻で有名です。
で、彼が翌日仕事から戻ったら、彼の大好物のカレーとシチューが、両方こしらえてあったそうです。
会場にひとつオチがつきました。

これ、完全にいやがらせ(本当ならね)です。
交流分析ではゲームといいます。
いつも繰り返す後味の悪いやりとりです。

ところが、離婚芸人側から、すぐ反応がありました。
「それが幸せじゃないか!!」

そんな辛いやりとりでも、ストロークのない日々よりは、うんとましだということですね。

たしかにそうです。
彼らも、そこに気づいたからには、次には夫婦関係を大事にするでしょうが。
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by 50tempest | 2012-08-18 07:35 | 日々の交流分析

人の向上心と交流分析

淑徳大学エクステンションセンターの公開講座「ビジネス人のセルフマネジメント」に参加してくださった方から、ご質問をいただきました。

Q:
交流分析で考える『向上心の発生』はどのように起きるのでしょうか?
人は『今の自分』と『なりたい自分』このギャップを埋めることを目的として向上心が生まれるものだと思っています。
(この考えもなんかの心理学理論に基づいた考えだと思いますが)
『今の自分』を認めた場合、どのように人は発展していくのでしょう?
今の自分のクセなどに気付き、良いところを伸ばし、悪いところを修正する。
強い向上心は派生しないという事なのでしょうか?

A:
そうですね。
確かに今回は特に、そうした流れでお話ししましたね。

人間観の話かなあ、と思います。
交流分析に成長を説明するモデルはありません。
もともとカウンセリングから生まれたものです。
向上しなくてよいというわけではなく、いわばマイナスの気持ちを持っている人にまずはゼロラインまで戻ってもらう必要があるために、自分を認めることのほうが強調されてきたのではないでしょうか。

ギャップのモデルは私自身もわかりやすくて好きですし、たとえば新人研修などでもそれを使って語ってもいます。
ただし、必ず言っているのは「皆さんは今ゼロのところにいるわけではないよ、多くのものを持っているし、すでに途中まで来ているのだよ」ということです。
それは、かなり多くの若い方が、自分を否定的に見て、「自分は何も知らない」と焦る様子を見てきたからです。

私はこう考えています。

建設的な向上心は、自分自身が安定すれば、自然と生まれてくるもの。
逆に、心の安定なしに、向上、向上(人によっては成功、成功)と奔るのには問題があります。

I'm not OK のスタンスで、向上しなければ…と自分を追い立てたるのはハッピーではない(短期的にはずみにするのは否定しませんが)はず。
しかも、完全でなければ…といった形で、向上が自己目的化したり、時に副作用に悩んだりするなどは、まったくおかしいですよね。
そもそも、向上という場合、何が「上」なのかは、価値観の物差しによるのですし。

赤ちゃんは、お母さんの胸から、少しずつ外の世界に触れてはまた胸に戻ることを繰り返しながら成長していきます。
支えてくれる視線を感じるから、つまりI'm OKの部分を持つからこそ、冒険ができるのでしょうね。

当人が強く向上したいと思うなら、それもOK。
ギャップを埋めようとする心として説明することと、食い違うものではありません。
ただ、何をはずみにするか、どこまでいこうとするか、「自分で決めていいのです」、というだけのことです。
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by 50tempest | 2012-04-07 08:14 | 日々の交流分析

自律性を否定する言葉

◎自律性を否定する言葉

 できない (しないと言うかわりに)
 やってみる、努力してみる (すると言うかわりに)
 感じさせられた、感じさせる (感じたと言うかわりに)
 「それ」対「私」 (私と言うかわりに、それという言葉を使う)
 「人間」対「私」 (私と言うかわりに、人間という言葉を使う)
 「私たち」対「私」 (私と言うかわりに、私たちという言葉を使う)

     メリー&ロバート・グールディング
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by 50TEMPEST | 2012-03-09 07:14 | 日々の交流分析