ゆめ芝居 それがしの申しますことひと通り・・・

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I'm OK , You're OK 2

人生の基本の姿勢が、なぜできるのか。

それは、生まれてからその時点までの、他人から受け入れられたと感じる経験の量によるのだと思います。
言いかえれば、ストロークの環境がどうだったかに関わるのでしょう。


生まれおちた赤ちゃんは、I'm OK , You're OK の姿勢です。
そこから少しずつ行動の幅を広げながら、情報をとりいれ、成長していきます。

この時、大事なのは、お母さんがしっかり安全基地になってくれることでしょう。
安全基地は成長に不可欠です。

安全基地があればこそ、冒険に出かけられるのです。
もし怖い目にあっても、お母さんの胸元に戻り、元気を回復できるのです。

ですから、まずは幼いころに十分甘えさせてもらえること、つまり無条件のストロークが十分に得られることで、I'm OK の姿勢が養われるのだと思います。
自分が受け入れられて、次に、他人を受け入れられるかが来るのです。

子供は次第に、「自分以外の者」を理解し始めます。
最初は母親です。

いつもいつも思うとおりには、母親もかまってくれません。
期待の通りにかまってくれない母親から、この人は自分の分身ではないのだとわかるのでしょう。
You というものを知るわけですね。

また、思うようにいかない自分の経験を通して、I'm not OK の感じも得ていくでしょう。
望んでもかまってもらえない自分はダメなのだと。

しかし今度は赤ちゃんなりに作戦をたてて、あれこれとふるまいます。

そこで優しくかまってくれる母親を通して、You're OK の感じを知ります。
それでもダメなことがあり、You're not OK の感じを知ります。

幼い時の十分なかまわれ方で、自己肯定感が生まれ、そこから他者受容が生まれてくるわけです。
こう考えてくると、最近若い方に自己肯定感が薄いと言われているのは、育てられ方に何か問題があるのだと思われます。

三つ子の魂百までとは言いますが、生まれたころからの関わり方で、子供の成長した後の人生も違ってくるとしたら、親の責任は重大です。
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by 50TEMPEST | 2009-04-30 07:38 | 日々の交流分析

I'm OK , You're OK 1 

生きる上の基本の姿勢がどうかで、何かに出会ったときの反応が変わってきますね。
したがって、その後の人生も違ってきます。

メンタルなトラブルを抱える人も、病気そのものは薬で治ったとしても、基本的なところが変わらなければ、また同じことになってしまうかもしれません。

交流分析(TA)には「ライフ・ポジション」というジャンルがあって、人生態度とか、人生の基本の姿勢とか訳されています。

これは、生きていく上でのスタンスを、自分を受け入れられているかどうか、他人を受け入れられているかどうか、の2軸でできる4象元をフレームにしてあてはめてみるものです。
I'm OK か、 I'm not OK か。
You're OK か、 You're not OK か。

人は、そのときどきでこの4つのグリッドの間を揺れ動きますが、その人がいがちなグリッドがあります。
言動などを見ていると、その人の姿勢はたやすく観察されるのですが、自分からはわからないものです。
シンプルなこのフレームは、その意味で、なかなか示唆に富んでいます。

ではなぜ、こういう姿勢の違いができるのか。

どうしたら、理想である 「 I'm OK , You're OK 」の姿勢になれるのか。

ちょっと考えてみましょう。 (続く)
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by 50TEMPEST | 2009-04-29 11:37 | 日々の交流分析

「奇跡の営業所」読みました

奇跡の営業所」。
知人の森川滋之さんが出された本です。

電話会社のマイラインの販売キャンペーンに設けられたある営業所。
期間限定の雇われ所長と、素人営業マンたちのドラマです。

もともとは、営業スキルに関する本ではありますが、私は、自分の関心領域である「チームビルディング」や「人のマネージメント」にピントを合わせて読みました。

また人生の基本の姿勢というフレーム「I'm OK , You're OK 」からながめても、おもしろいと思います。

所長の、自分自身に対するとらえ方がどう動き、変わっていくか。
営業所員に対するとらえ方がどう動き、変わっていくか。

営業所員の、自分自身に対するとらえ方がどう動き、変わっていくか。

電車の中で読んで、ウルウル目になってしまいました。
人を信じられるようになる1冊です。
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by 50TEMPEST | 2009-04-29 08:20 | 読んだ本

人とくらべなければ

私の目にふれた名言です。


  ◎人とくらべなければ、穏やかになれる。

               …うちのカミさんの言葉


※わがベターハーフも、年輪を重ねて、時折いい言葉を吐きます。
私と違って、心理学の本などから知識を仕入れているわけではないので、経験が言わせるセリフなのでしょう。惚れなおす瞬間ではありますが、半生を共有してきた身としては、その言葉に到達するまでに何があったのかと少々ドキッとする瞬間でもあります。
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by 50TEMPEST | 2009-04-28 09:52 | どこかで知った名言・至言

マネジメントのアイデア 5 異業種に学べ

サラリーマン時代、あれこれ考えてやってきました。
ふりかえって、ヒントをさぐってみましょう。


◎異業種に学べ

異業種交流が必要だとはよく言われることですが、交流会に出ても、単に名刺集めで終わるのではしかたがありません。
積極的に仕事をコラボすることで、学ぶことは大きいと思います。

私が最も学んだと思うのは、広報担当時代に知り合った広告業界の方たちです。
育ったのが固いほうの代表の建設業界ですから、彼らの発想の柔らかさと情報力には感服しました。


『ホテル』という劇画がありました。
後にテレビ番組にもなったので、覚えておいでの方もあるでしょう。

東京のシティホテルを舞台に繰り広げられる人間模様のドラマです。
その中には、当時はまだあまり知られていなかったホテルのサービスもいろいろ紹介されていました。

この劇画の中で空調設備を紹介できないものかと、ある役員が私に話を持ち込んできました。
発想はすばらしいと思ったものの、どこに話を持ち込めばいいかわかりません。

困って、一緒に仕事をしたことのある広告代理店の営業マンに相談してみました。
あてがあったのではありませんが、彼らの、何もないところから形にする力を認めていたのです。

彼も、その場は見当がつかないということでしたが、数日後には人脈をたどって、ストーリーを書いている人につなげてくれました。
おかげで、「快適な温度」をテーマにした1回分の話が生まれました。


その後、研究所のディスカッションスペースをデザインした時も、社内に掲示スペースを作った時も、イベント設営のノウハウを活かして、こちらのイメージ通りのものを安く実現してくれました。

私が仕事で一皮むけた経験をあげるとしたら、彼らとの経験をまずあげますね。
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by 50TEMPEST | 2009-04-27 09:27 | マネジメントのアイデア

今年の新人

今年も新人研修に関わることができました。


私の狭い経験から一般化できるかどうかわかりませんが、こんな傾向に気づきました。

 ・ こちらからの投げかけに対しては、いい答が返ってくる。
 ・ 大人言葉が話せない(ますます)。

けっこう知っているのです。マナーなども勉強したのでしょうね。
経験のなさは、しかたがありませんが、前向きの姿勢は感じられました。
きっといい結果につながるでしょう。変にあせらないでほしいと思います。

敬語や、それを使ってのいわゆる大人の言い方は、ますますヘタになっている感じはします。
ただ、知識としては知っていて、うまく言わなければとなまじ思うために、かえってぎこちなくなっているようにみえます。
周囲の人がちゃんと見本を見せる必要があります。それができれば大丈夫だと思います。


今年は、ロールプレイを少し増やしてみました。
報告連絡相談など、従来は私との間でやってもらったのですが、今年はさらに受講者の間でも立場を変えてやってもらい、ふりかえりをしました。

たとえば、報告してみた気づきだけでなく、報告されてみた気づきにも焦点を当てて共有しました。
すると、片側だけでは得られないポイントが出てきました。


私が今年も強く伝えたメッセージはこんなことです。

 知らなくて当たり前。それを弱みに思わなくていい。
 知らないことは知ってる人に聞けばいい。

 ただ、皆さんは社内の経験階層では一番下。
 教えるのが商売の学校と違って、先輩・上司は仕事をしていて忙しい。
 だから、黙っていては教えてくれない。聞き方にも工夫は必要だ。

 ビジネスには、【相手】と【期限】と【コスト】がともなう。
 
 特に、自分が何か感じたり考えたりすると同様に、
 (もしこちらが何もしなかったとしても)【相手】は何かを感じている。

 皆さんはすでにたくさんのものを持っているのだから、
 そこにさえ気をつければ、うまくやっていける。
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by 50TEMPEST | 2009-04-25 10:06 | 仕事の記録

朗読ライブに出ました

朗読ライブに出ました。

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これまでも、何かの集まりに朗読することはありましたが、ライブとして来てくださったオーディエンスの前で読んだのは初めてです。

この緊張感がいいですね。
また響きのいい会場なので、話しやすいのです。
やみつきになりそう。




「読む」というのは、音楽で楽譜を演奏するようなものです。
文字をなぞるだけでなく、再創造しています。
別の考え方もあると思いますが、少なくとも私たちがやっているのはそうです。

たとえば地の部分でさえも、ここを言っているのは誰なのか、決めます。
作者?、主人公の守護霊?、第三者のナレーター?

せりふなら、どんな主人公が、どんな流れの中で、どんな気持ちで言っているか、決めます。

そんな意味で、ただ読むのではなく半分演じています。


この「演じる」というのが、いいのです。
演じることで、人の気持ちがわかります。
演じることで、気持ちの渡しっこがわかります。

私の師匠は、朗読でコミュニケーションスキルを学ぶというコンセプトなのです。


ご来場の皆様、ありがとうございました。

読み聞かせとはちょっと違う朗読をお楽しみいただけたなら、幸せです。


朗読ライブに出ます
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by 50TEMPEST | 2009-04-22 18:18 | 朗読

朗読ライブに出ます

●石響の縁側で ~音と言葉で綴る、これからの昔話。

 日時:2009年4月19日(日)
     1回目14:00開演、2回目17:00開演 (開場は30分前)

 会場:コア石響(JR,東京メトロ「四ツ谷駅」徒歩7分)
     行き方は⇒ こちら 
   ※ちょっとわかりにくいです。有名なオテル・ド・ミクニのすぐ近く。
    石響さんHPのアクセスページとこの地図をご参照ください。

 出演: 朗読 原 洋子
   ほかAsuenoメンバー:阿南貴子、五十嵐信博、戸田 都、西野愛子
   ヴァイオリン 廣川抄子、クラリネット 鈴木生子

 料金:一般/3000円、学生/2500円、小学生以下/1000円
 チケット申し込み: こちらからメールにて

 制作/問合せ先:カノン工房 tel/03-5917-4355(平日11時-18時)

 演目:「シュークリーム」作:小泉吉宏(幻冬舎)
    「ネコとクラリネットふき」作:岡田淳(クレヨンハウス
    「くまとやまねこ」作:湯本香樹実(河出書房新社)  
    「戦争で死んだ兵士のこと」作:小泉吉宏(メディアファクトリー)
    「新宿」~君平魔法ばなしより~作:東 君平(サンリオ)

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私の師匠の公演です。

で、私も出してもらえることになりました。

表現としての朗読はどんなことができるか、お楽しみいただけます。
お時間がありましたら、どうぞおいでください。
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by 50TEMPEST | 2009-04-19 12:00 | 朗読

マネジメントのアイデア4 連れ出す

サラリーマン時代、あれこれ考えてやってきました。
ふりかえって、ヒントをさぐってみましょう。


◎連れ出す

総務をやっていた時、よく部下を連れ出しました。

当たり前のようですが、スタッフ系の仕事は、会社にいてまじめに仕事をするのが当然と思われがちです。
しかし、スタッフこそ、外に出て世の中を見ていないと、人は育たないと思います。

視野が広がるというばかりでなく、出かけるためには仕事を段取りよく片づけなければなりませんから、時間から時間が仕事だという感覚を打破することにつながります。

ちょっとした会合、紹介セミナー、展示会、折衝事、などなど。
若い人には何事も勉強になります。


今思って、もうひとつだったと思うことは、寄り道の使い方です。

要件を終えた後、時々、喫茶店などで一服し、とりとめない話をしました。
そこまではいいのですが、その時間をもう少し戦略的に使えたはずと思うのです。

たとえば、仕事というものについての、自分の思いや夢を語るのもいいでしょう。
職場ではなかなか機会がないものですが、離れた場なら熱く語れるかも。

また、相手に質問するのもいいでしょう。
セミナーなどの後、そのテーマについての考えを聞いたり、人と会った後、君なら?と聞いたり。

かつての私は、管理職として教え導かなければならないものと思いこんでいました。
部下を、本質的には信じていなかったように思います。

コーチングに出会って、そのあたりの姿勢が変わったのは、もう少し後のことになります。
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by 50TEMPEST | 2009-04-16 10:25 | マネジメントのアイデア

マネジメントのアイデア3 総務部総務課・山口六平太

部下を抱えていた頃、いろいろやってみました。
成功、失敗、整理してみましょう。


◎総務部総務課・山口六平太

ビッグコミック、ビッグコミックオリジナルを、いつも買っていた時代があります。
自分が総務時代、「総務部総務課山口六平太」の連載が始まり、親近感を持って毎号読んだものです。

あるとき、会社の玄関に花を飾るというストーリーの回がありました。
何か会社に新しい風を吹き込みたいものだと思っていましたので、ふと「このアイデアもらえないか」と思いました。

自分の会社は工事会社で、会社の玄関にはかなりのお客様が来られます。
社員が下りてくる間やお客様同士の待ち合わせの間、お客様は立ってお待ちです。
そこに椅子を置いて花を飾ったら、きっと会社のイメージもよくなるでしょう。

毎度生け花をするのはやっかいです。
投げ込みで済むものと考え、シンガポール営業所から蘭を定期的に送ってもらうようにしました。

ロビーチェアを置き、ちょっと花を飾るだけで、ずいぶん雰囲気が優しくなりました。

女子社員には花のメンテナンスを頼みました。
失敗だったのは、蘭は意外に手間がかかり、持ちも悪いとわかったことです。
ほとんど企画を自分だけで作ってしまったので、見通しの甘さがありました。

花は、その後造花の大型花瓶をレンタルするようになりました。
本物そっくりで豪華ですし、お店のほうで定期的に交換してくれますので、維持の手間もかかりません。
経費節減の号令がかかったときも、この花はとりやめにならず、今も玄関を飾っています。

私のほうは味をしめ、その後も山口六平太を教科書にして、ちょっとしたアイデアをいただきました。
その気になると、何事も「わが師」です。
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by 50TEMPEST | 2009-04-06 18:54 | マネジメントのアイデア