ゆめ芝居 それがしの申しますことひと通り・・・

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むかーし、あったんだどー 93 ちり紙

トイレのネタの後は、紙です。

トイレでは巻いたトイレットペーパーを使うのが、完全に定着しましたね。
また、鼻をかんだりするのはティッシュペーパーというのも、完全に定着したようです。

このあたりの用途を満たしていたのは、昔はちり紙というものでした。
今日的に言えば、再生紙ですね。

A4よりひと回り大きいサイズにカットした紙が、重なった形で、つまり箱型にまとめられた形で売られていました。
白い物から、茶色い物まで、精製グレードが何種類かありました。

最上等の白くて柔らかい物は、今のティッシュより柔らかい物でした。
再生紙ではなかったのでしょうか。これは鼻をかむ物。

茶色っぽい物は、新聞紙など、色々な紙から再生したのでしょう。
トイレにも使います。

シワのついた、クレープ紙なんてものも、一時期ありました。
これはトイレ専用ですね。

昔は、紙を貴重品として大事にしたものなのです。
トイレの紙は、古新聞紙を切って使ったこともありましたからね。
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by 50TEMPEST | 2010-06-17 09:56 | むかーし、あったんだどー

むかーし、あったんだどー 92 くみ取り便所

落語に、「くみ立て」という噺があります。
昔のトイレは、皆くみ取り式でした。

つまり、トイレの下に便槽があるわけです。
定期的に、回収する人が来ます。

うんと昔は、肥桶とひしゃくで、天秤棒をかついだ格好です。
特に、畑のあるところは、肥料(下肥というのです)として使ったわけです。

その後、寄生虫の原因になるといって、下肥を使わなくなり、函館市内でもバキュームカーが来るようになりました。
長く太いゴムホースのついた車が来て、ホースの先をくみ取り口から入れ、吸い上げます。
どの家でもトイレは敷地の一番奥にありますから、路地を、ホースをもった人が入っていって、その作業をするわけです。

バキュームカーが来ると、けっこう匂うので、子供たちは「便所かいが来た」と言って騒ぎました。
しかし、学校の先生には叱られました。絶対必要で、楽ではない仕事ですからね。

私が子供の時、普通の家で、くみ取り式でないところはなかったと思います。
市内が水洗化したのは、大人になってからです。
どこの町でも同じようなものだと思います。

初めて水洗式を経験したのは、叔父さんが住んでいた札幌の鉄筋コンクリートの社宅てした。
一番最初は流すということを知らず、困って、そのまま出てきました。

札幌は都会で、すごいなと思ったものですが、考えてみれば、ビルなのですから、水洗しかしかたがありませんね。
戸建の民家はどうだったのか。
金沢での大学時代は、やはりくみ取り式でしたから、似たようなものだったのでしょう。
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by 50TEMPEST | 2010-06-12 11:37 | むかーし、あったんだどー

むかーし、あったんだどー 91 バスの車掌

昔はパスに車掌さんが乗っていました。
つまり、運転手さんは運転だけで、乗り降りの管理や、キップの販売回収は車掌さんの仕事だったのです。

バスの車掌さんは女性に決まっていました。
函館には市電があります。この市電にも車掌さんはいて、こちらは男性でした。

考えてみれば、それも不思議なのですが、当時は何とも思いませんでした。
「東京のバスガール」なんて歌もありましたね。

昔は、こうした乗り物では必ずキップを買ったもので、車掌さんがときどき車内を回りました。
昔は道の舗装が進んでいなかったので、よく揺れるのですが、それでもキップを切ってハサミを入れて、お金を受け取って、という作業をしていました。

「次は○○、お降りの方はございませんか」
などというコールをします。

市電はどこの停留所でも必ず停まってくれましたが、バスは車掌さんの指示で変わります。
「次、願います」というと停まり、「次、オーライ」というと、乗客がいない限りパスします。

バスがワンマンになって、ずいぶんになります。
ワンマンになった当時は、首をはさみつけるようなマイクの支持具で運転手の健康に問題が出たとか、けっこういろいろ言われたものでした。
今、誰も違和感は感じませんね。
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by 50TEMPEST | 2010-06-03 09:38 | むかーし、あったんだどー

人は自らが見たいと欲する現実しか見ない

古代ローマ、カエサルの言葉です。

塩野七生さんの「ローマ人の物語」中に、よく出てきます。

塩野さんの思いでもあるかもしれません。


 人類ならば誰でも、現実のすべてが見えるわけではない。
          多くの人は、見たいと欲する現実しか見ていない。


二千年前も、今も、人間は変わらないのですね。

まして、今は「情報」の量が増える一方です。
事の本質は見えにくくなっているのですから。

それにしても、人間を喝破したカエサルの見識は、すごいものです。
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by 50TEMPEST | 2010-06-02 08:55 | どこかで知った名言・至言

東京スカイツリーが「育つ」

東京スカイツリーが、順調に育っていますね。

この「育つ」という言葉を、知人が使ったので、「あ、おもしろいな」と思ったのです。
それでネット検索してみると、けっこう使われているのです。

そう、その感覚がわかります。

もちろん、建築物に対して「育つ」は変だし、私も他の建築物でそんな感覚を持ったことはありません。

なぜスカイツリーだけ、「育つ」感覚があるのでしょう。

形が竹みたいだから?
グングン伸びるから?
まわりに何もないから?

そうすると、東京タワーのときはどうだったのでしょうね。
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by 50TEMPEST | 2010-06-01 09:36 | 見て聞いて考えた