ゆめ芝居 それがしの申しますことひと通り・・・

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スキルということ

私の母親の話です。

胃がんをはじめ、大きな手術を4回しています。
病気に対しては、果敢に対応する人間です。

その他、父の大病にも3回ほど付き添っています。
その意味では、病気慣れ、入院慣れしています。

母の言うには、手術の後は、咳の出る時期が必ずある。
それがとても苦しく、何とかそれを乗り越えるにはどうすればいいか、考えたそうです。

そのうちに、それなりの対処の仕方ができるようになったと言います。
薬に対する要求、こらえ方、など。

点滴などよく見て、この薬の後はこんな症状が起こる、看護師はああ言うが、実はこのためのものに違いないなどと、的確に分析しています。

また今は手術後すぐに動くことを指示されますが、1回にたくさん動くのはつらいので、ほどほどにしておき、そのかわり時間をおいて2回にするなど、看護師に提案するのです。

医師の指示を受けて、しゃくし定規に薬を投与してくる看護師に対しては、別の看護師を選んで医師に要望を伝えてもらったりもします。

医師からの指示の本質をとらえつつ、自分の体を必要以上に苦しくはしない方法を、母なりに会得したわけですね。


これって「スキル」だと思います。
手術を乗り越えるスキル。

何かをうまくやる、習得された力を「スキル」といいます。
スキルとは何か、言葉で定義的に表現しても、もうひとつピンとこないのですが、細かいノウハウがうまくまとまり、いつも使えるようになっている、こうしたものがまさにスキルなのですね。
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by 50TEMPEST | 2010-09-28 10:27 | 見て聞いて考えた

マイケル・サンデル先生の聴き方

マイケル・サンデル教授の「白熱教室」、東大でもさすがのファシリテーションをしていました。
内容は他の方たちにおまかせするとして・・・。

私も、どちらかというと、滔々と講義するよりも、参加者に考えてもらいつつ引き出すというのをスタイルにしていますので、彼のスタイルはとても刺激的です。

さて、彼の講義を聴きながら、気づいたことがふたつあります。
話させる相手を指差しすることと、あまりうなずかないこと。

私なら、指さすのではなく、指をくっつけた手のひらの状態で示すでしょう。
また、相手が話すのに対して、対面の時よりも大きめにうなずくと思います。

前に、アメリカ人は話を聴く時にあまりうなずかないらしい、と書いたことがあります。
たしかに彼は、しっかり視線を当てるが、あまりうなずきはしません。
本当にそうなんだな、と思いました。

大学の講義として、教授と学生、はっきり上下関係のもとにあり、時に挑発することもあるでしょうから、ソフトなアクションでラボールを築く必要はないのかもしれません。

しかし、こうしたスタイルは、根底で、学生の知性と向上を信じていなければ、成立しないでしょう。それが非言語でしっかりと発せられていることが、これだけの白熱を生む土台になっているのだろうと思います。




あいづちを打つのが傾聴なのか
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by 50TEMPEST | 2010-09-27 09:54 | コーチング,カウンセリング

イチロー伝説 10年連続200安打

到達した道のりは、と聞かれて、イチローは答えました。

「メジャー1年目で、『マイク・ハンプトン(当時ロッキーズのエース左腕)からヒットが打てると思いますか』という質問を受けた。あの質問は一生忘れない。
最初は侮辱から始まったけど、10年たって、今はヒットが出ないと、『「何で(ヒットが)出ないんですか』という質問に変わった。
周りを変化させられたことに対しては、ちょっとした気持ち良さがある」

「(200安打は)簡単じゃないことは僕が一番知ってますからね。それはそれなりの思いがある」


あいかわらず、ひとひねりした答えではありますね。

変えられるものと変えられないものがあり、変えられるものに努力を注ぐことで、結果として他のものも変わってくるということですね。

野球 - エキサイトニュース
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by 50TEMPEST | 2010-09-26 07:14 | どこかで知った名言・至言

ワタミ会長 渡邉美樹氏のキャリア観

・・・・入社を希望する学生さんと話をすると、仕事とは労働を切り売りして、その対価としてお金をもらい、それを楽しみや家族を守るために使うという考え方を強く感じます。
そこから「仕事は辛いもので、基本的に仕事はしないほうがいい」とか「少ない労働時間で高い給料をもらいたい」という考え方が感じられます。でもそれは間違っています。

働くことは苦痛ではなく、仕事は生きることそのものです。
なぜなら、生きている時間、人生のほとんどは仕事をしているからです。その仕事を楽しいことと思わず、好きなことを仕事にしなくて、何が人生かと思います。
そして、人は仕事を通して社会との関わりが生まれ、自分の人生をつくり上げていくのです。
仕事をする上で大切なことは、仕事に使命感を持つことです。自分がやっている仕事に使命感がなかったら、単にお金を稼ぐ手段にしかならないから、つまらない人生になってしまいます。
(中略)
私は、人は、みんなが幸せになることで幸せを感じると考えています。ですから、お金や物は二番目でいい。本当に大事なものは、お金では買えません。では、何をもって幸せとするか、です。
私どもの社員は、ふつうの人の2倍、3倍働いていると思います。それは仕事を通じて人間的成長や自己実現を図ろうとするからです。会社は、その場を与えるだけで、あとは自分たちで努力すればいいのです。
(以下略)


・・・・夢が日々努力する最大の動機づけになるのです。その努力を通して人間的に成長するし、人間的に成長すれば夢も進化し、さらに大きな夢を持つようになります。
どんなに大きな夢でも、本気に思い、実現したときの自分の姿をイメージできれば、実現する可能性は十分あります。夢が大きいほど多くの努力が必要ですから、それだけ成長の幅も大きくなります。

さらに、物欲や名誉欲から離れて、一段高い夢を見つける方法は、自分の役割を意識することです。
・人生や仕事において、自分が果たすべき役割とは何か
・このことをやり遂げたら、死んでもいいと思えることは何か
・自分が、もっと社会や会社に貢献できることは何か

と自分に問いかければいいのです。

なかなか答えが出ない人は、「他人に関心を持つ」ことからはじめてください。
マザー・テレサは「愛の反対は無関心」と言っています。他人に関心を持つことで、夢が生まれます。
たとえば、世界には飢えに苦しむ子どもたち、満足な教育が受けられない子供たちがいっぱいいることに関心を持てば、人の幸せを考えるようになるし、自分は何をすべきか、自分の責任がわかってきます。
(以下略)

         NHKテキスト 「仕事学のすすめ」夢を実現するマネジメント・渡邉美樹 より

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人は生きている間、何らかの仕事をするのです。
人生に占める仕事の割合は、その充てている時間以上に、大きいと言えるでしょう。

そして、人は自己実現を望みます。
自己実現は仕事を通して達成されるのですね。

彼は、「やるべきこと」を、「やりたいこと」に重ね、さらにそこに向けて、「やれること」を重ねていきなさい、と言っているように思えます。
キャリア論から見ても、理にかなっています。


ワタミの渡邉氏ほど、明確な哲学を持ち、そこからぶれずに活動している人は、なかなかいないでしょうね。
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by 50TEMPEST | 2010-09-25 14:27 | 見て聞いて考えた

介護施設を見学してきました

先週、介護施設を2か所見学してきました。
どちらも、大手系の介護つき有料老人ホームです。

頭金としてまとまった額を入れたうえで、月々もけっこうな額を払う施設ですから、中も大変整っています。
特に片方は、私などにはとても入れないクラスです。

ホーム長さんは、期せずして、他の業界から来られた方でした。
そして、どちらもまだお若いのに、たいへん熱心で、見識をお持ちでした。

入居者は「お客様」であるという認識。
産業として成熟する必要があるということ。
経営の視点から、きちんと採算がとれるようにしなければならないこと。
期せずして、おふたりの関心がしっかり一致しているようにうかがわれました。

よく言われている通り、人を確保することについては、なかなかむずかしいようです。
大手にしてそうですから、規模が小さくなるにつれて、そのむずかしさは増すのでしょう。

キャリアカウンセラーとして、介護業界をお薦めするについて、実際の現場を見ておきたいという趣旨の催しでしたが、私としては、介護関係の方に研修を提供することが多いので、そちらの意味でも、とてもありがたい機会でした。
研修を受講される方たちが、実際のところどんな感じで仕事をして、どんなことに悩みを感じていらっしゃるか、実際の空気を吸ってみることで、ずいぶん実感が得られました。
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by 50TEMPEST | 2010-09-15 19:54 | 見て聞いて考えた

答はきっと奥のほう

答はきっと奥の方 
心のずっと奥の方 
涙はそこからやってくる 
心のずっと奥の方


宮崎あおいさんが、ロバに乗って歌うアース社のCM

気になるフレーズだな、と思ったら、もとはブルーハーツの曲なんですね。
知ってる人は知ってる曲なのでしょうけれど、ロバの歩く調子にひっぱられて、ロックとは思いませんでした。

そうして見ると、たしかに甲本みたいに歌ってる(のかな?)。

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 情熱の薔薇

永遠なのか本当か 
時の流れは続くのか 
いつまでたっても変わらない 
そんな物あるだろうか

見てきた物や聞いた事 
いままで覚えた全部 
でたらめだったら面白い 
そんな気持ちわかるでしょう

答はきっと奥の方 
心のずっと奥の方 
涙はそこからやってくる 
心のずっと奥の方

なるべく小さな幸せと 
なるべく小さな不幸せ 
なるべくいっぱい集めよう 
そんな気持ちわかるでしょう

答はきっと奥の方 
心のずっと奥の方 
涙はそこからやってくる 
心のずっと奥の方

情熱の真っ赤な薔薇を 
胸に咲かせよう 
花瓶に水をあげましょう 
心のずっと奥の方
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by 50TEMPEST | 2010-09-13 13:50 | TVコマーシャルからヒント

2億円の重さ

現金で2憶円を持ったことのある人は少ないと思います。
私はあります。

「持った」には間違いありませんが、自分の金ではありません。
会社で賞与を現金支給したことがありまして、その時運んだのです。

大きなボストンバッグいっぱいで、2憶円でした。
エイッと気合を入れるくらいの重さでした。

とにかく紙ですからね。
紙は重いのです。

サスペンスドラマなどで、現金をスイスイ運んでいるシーンがあれば、ナンセンスです。
2憶円持っては走れません。
1憶円でも、かなり重いです。

なかなか普通の人にはできない、ささやかではありますが、人事をやっていたことの楽しい役得です。
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by 50TEMPEST | 2010-09-08 19:11 | 見て聞いて考えた

交流分析の講座はいかがですか?

ふれあいの心理学「交流分析」を学ぶ講座はいかがですか?

交流分析は、人間の理解、人との関係作りに役立つ理論です。

・介護、医療など対人援助の仕事をされている方
・教育など人の成長に関わる仕事をされている方
・人のマネジメントに心身をすりへらしている方 など

学ぶことで、他人に対する理解、自分に対する理解が進み、楽に生きることができるようになります。


【交流分析の特長】

・図式化に優れていますので、理解が容易です。
・日常的な言葉を使うことで、心理学を高尚な理論の世界ではなく、使える日常的ツールにしています。
・人間が持っている力を信じる哲学に支えられています。

【講座の例】

・交流分析入門
・仕事の日常に活かす交流分析
 その他、テーマに応じて提供できます。

2時間程度のセミナー、講演、1~2日間の研修まで、各種ニーズに対応します。

お問い合わせ、ご相談は⇒ こちらをクリック
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by 50TEMPEST | 2010-09-07 12:12 | 日々の交流分析

思わずおまけしてしまった魔法の一言

たまたま見たテレビで、ランキングを発表していました。
お店の方から聞き集めた、ま、ちょっとした話題程度ではありますが。


3位  お姉さん(お店の「おばさん」に対して つまり若く言う)

2位  大変ね、ご苦労さま(骨を折っている様子に対して)

1位  おいしかった、大好き(ここの〇〇は大好きなんだ)


無言で売り買いする形がふえてしまいましたが、対面式販売では、ちょっとした「肯定的ストローク」が本当に有効なのですね。

ちなみに、いきなり「まけろ」というのは、ダメだそうです。
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by 50TEMPEST | 2010-09-06 09:34 | 日々の交流分析

アマゾン社の企業理念

企業理念が、美しい言葉の羅列に終わっている例はたくさんあります。

それに対して、このくらいはっきりしているのも珍しいかもしれませんね。

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Amazonが目指すのは

「世界で最も豊富なセレクションであること」
「世界で最もお客様を大切にする企業であること」

それを実践していくために、
「Work hard」
「Have fun」
「Make history」
という3つの考え方があります。

夢中になって業務に取り組み、それを楽しむ、そして歴史に残る仕事をする。

それに加え、「Day one(常に初日)」の精神で、〇〇に取り組むことが、『Amazon.co.jp』 に刻まれるといっても過言ではありません。

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そう、楽しみ、歴史を作るというのは、すばらいしいことです。



 
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by 50TEMPEST | 2010-09-05 14:26 | 見て聞いて考えた