ゆめ芝居 それがしの申しますことひと通り・・・

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最初の質問

◆ 最初の質問  長田弘

今日あなたは空を見上げましたか。
空は遠かったですか、近かったですか。
雲はどんな形をしていましたか。
風はどんなにおいがしましたか。
あなたにとって、いい一日とはどんな一日ですか。
「ありがとう」という言葉を今日口にしましたか。

  窓の向こう、道の向こうに、何が見えますか。
  雨の滴をいっぱいためたクモの巣を見たことがありますか。
  樫の木の下で、あるいは欅の木の下で、立ち止まったことがありますか。
  街路樹の木の名前を知っていますか。
  樹木を友人だと考えたことがありますか。

    この前、川を見つめたのはいつでしたか。
    砂の上に座ったのは、草の上に座ったのはいつでしたか。
    「美しい」と、あなたがためらわず言えるものは何ですか。
    好きな花を七つ、挙げられますか。
    あなたにとって「わたしたち」というのは、だれですか。

      夜明け前に鳴き交わす鳥の声を聴いたことがありますか。
      ゆっくりと暮れていく西の空に祈ったことがありますか。
      何歳の時の自分が好きですか。
      上手に年を取ることができると思いますか。
      世界という言葉で、まず思い描く風景はどんな風景ですか。

        今あなたがいる場所で、耳を澄ますと、何が聞こえますか。
        沈黙はどんな音がしますか。
        じっと目をつぶる。すると何が見えてきますか。
        問いと答えと、今あなたにとって必要なのはどっちですか。
        これだけはしないと心に決めていることがありますか。

          いちばんしたいことは何ですか。
          人生の材料は何だと思いますか。
          あなたにとって、あるいはあなたの知らない人々にとって、
          幸福って何だと思いますか。
  
    時代は言葉をないがしろにしている。
    あなたは言葉を信じていますか。

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 あなたは、どの質問が一番好きですか?
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by 50tempest | 2013-09-25 09:28 | 朗読

見える課題、さがす課題、作る課題

問題を課題に置き換えて、手をつけようと書きました。
行動が起きれば、まずは合格点です。

ただ、やっていくと、それだけでは解決しないなあとか、色々なことが見えてきます。


実は課題には、3つの次元があるのです。

「見える課題」
「さがす課題」
「作る課題」

このコンセプトは、友人の志賀保夫氏(株式会社アイスタット)に教えてもらいました。
おかげで、私自身、持っていたイメージがクリアになりました。


「見える課題」は、問題を見つめたとき、あれをすれば解決するだろうと、すぐに思いついた課題たち。
仕事が遅いのは、作業手順が昔のままであるせいだ → 今の仕事のしかたに合わせよう、といったレベルのことです。

またこの中には、コミュニケーションをよくしようとか、システム化しようなど、一見美しくて誰もが言うが、実行可能性は疑問というものもありますね。
たとえるなら、猫に鈴をつけよう、みたいなものです。


「さがす課題」とは、すぐには気づかないが、何か変だといろいろ考えて、見つける課題たち。
たとえば、作業手順が昔のままという例では、時間がかかっているだけでなく、お客様の声がフィードハックされるようになっていないとか、意思決定も遅いとか、チャレンジ意識を妨げているとか、いろいろあるはずです。

長年していることは、その影響など、普通には考えないものですよね。
ではそこをどういう形にするか、課題としていくのです。

さがす課題をじっくりつぶしていけば、現場レベルの問題はたいてい解決するといっていいでしょう。


「作る課題」は、経営戦略につながるものです。
改善のレベルでは、さがす課題レベルへの取り組みで、かなりよくなるはずです。
しかし、本当に経営者が夢見るイメージを実現するには何が必要か、これも着実に手を打つ必要があるのです。

これこそ、作る課題。
組織の上と下とが、心を合わせて取り組むべきことです。
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by 50TEMPEST | 2013-09-23 07:20 | これから人の上に立つ人へ

問題から課題に

どんな会社、団体でも、あれこれと問題を抱えています。
その問題については、あそこがまずいからだ、だれだれが何とかしないからだ、と話はされていると思います。

でも、そんな話にとどまっている限り、何もよくなりません。

たいていの社員は、多少まずいところがあるほうが、よいのです。
「だからできなかったのです」と言えますから。
「そんな大変なところでがんばってるんです、私(えらいでしょ)」と言えますから。

「こうすると解決する、少なくともよくなるはずだ」ということを洗い出す必要があります。
それが課題です。

つまり、問題という池にひたるのでなく、「何をするか」に考えを切り替えることです。
問題を課題に置き換えるのです。

そうするだけで、それをどう進めるか、と頭が進むのです。

頭の固い上の方たちが何もしないなら、あなたが旗をふるべきです。
がんばった結果を享受できるのは、若いあなたのほうなのですから。
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by 50TEMPEST | 2013-09-18 07:03 | これから人の上に立つ人へ

オリンピックをやるぞ

2020年のオリンピックの東京開催が決まりました。
関係者のご努力に敬意を表します。

私は、東京オリンピックを実感として体験しました。
地方在住でしたから、白黒テレビでしたが、重量上げの三宅義信選手や、バレーボールの「東洋の魔女」の活躍に、胸を熱くしました。

今度は、生きているうちに生で見られるねと、カミさんと言い合っています。


財政的にどうなのだ、被災地が忘れられるのではないか、危険が増すぞ…、色々反対論もあるでしょう。
しかし、何か大きな節目をこしらえて、そこに向けて力を結集していこうという手法は、大いに「あり」だと思います。

リーダーとして見た時、前回の安倍首相は、若きエースと目されながら、私にはどこか不安げな感じが見えました。
今回は大変身、見事にツボをおさえた仕事をしていると思います。


およそリーダーたる者はまず、明るい夢を語れなくてはいけません。
目指すべきイメージを語り、そこに行く道を、わかりやすいキーワードで示すこと。

どんな立場のリーダーでも、それさえできれば合格なのです。
「うちのここが、なってないよな」
で終わるのでなく、そこが解決できたイメージです。

「俺さあ、こんなふうにしたいんだよ」
「絶対、こうあるべきだと思うんだ」

語り続け、協力を求めることです。

すべては思うところから始まり、言葉は人を動かすのです。
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by 50TEMPEST | 2013-09-12 11:19 | これから人の上に立つ人へ

水面上のことは見えやすい


マネジメントのツボは、環境づくりだと書きました。
それは、他のことに注目していると、うまくいかないことがあるからなのです。

たとえば、まず人間関係です。
これは一番目につきやすい。

しかし、ここに焦点を合わせてしまうと、効果的な対応が案外むずかしいのです。

うまくいかない2人がいるとしましょう。
で、片方から何か言ってきたとします。

人には、それぞれの理屈がありますから、片方を調整すると、もう片方からまた言ってきます。
あっちを立てれば、こっちが立たない。
結局、モグラたたきになってしまうのです。

ある面から物事を見ると、反対面は見えなくなるのです。
それが人間というものです。

水面上に見えているものに焦点を合わせているだけでは、水面下の本質的なところが見えない。
大事なことが見えなくなるのです。

経営資源は有限ですから、常に少し高い視点を保ちつつ、手を打つことでしか、問題は解決しません。
具体的な打ち手さがしに焦点づけするという意味で、自分の仕事は環境づくりだと、腹をくくることが必要になるのです。
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by 50tempest | 2013-09-09 07:33 | これから人の上に立つ人へ

環境を作りましょう

マネジメントのツボは、環境づくりです。
自分がするべきことは、環境づくりなのだと、腹をくくればよいのです。

自分自身がやってきた仕事を、誰かに渡すこと。
これは、最初の環境づくりです。

そのためには、その相手が今している仕事を、さらに下に渡す必要があるかもしれません。

仕事の仕方が、あなたやその人のすぐれた力に依存しているような、技能的なものならば、誰でもできるような環境を整えてやる必要があります。

たとえば、マニュアル作り。
「マニュアルとは技能を技術化するためのもの」という表現はディズニーランド流ですが、言い換えると、継承可能なものにするための手段と言っていいでしょう。

マニュアルを用意して、定期的に更新することで、継承可能にする。
つまり、これも環境づくりですね。

部下たちが元気に働けるような、たとえば困りごとや悩みを聞く仕組みも作りましょう。
仕事の意味づけも話し合いましょう。
これも環境づくりですね。

うまく仕事が回るように必要な手を着実に打っていくことで、組織は動いていくのです。
その営みに終わりはないのですが、自分が抱え込んで、必死にやろうとするよりも、人を信じることで、ずっと楽にかつうまくいくはずです。
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by 50tempest | 2013-09-05 07:56 | これから人の上に立つ人へ

扉は押せば開く

社会に出ると、特に組織の中では、「これは違うんじゃないか」と感じることはよくあります。
そんな時、どうするか。

私のことを思い出してみます。

高校の時には、制服自由化運動をしました。

就職を決めるときは、歴史が浅くて、「できあがってない」と思える会社を選びました。

入ってみると、案の定、これは違うんじゃないか、ということはたくさんありました。
ただ、それを「よくする」べきであるなら、そうするのは自分の仕事だと考えていたと思います。

そんな考え方で暮らして、小さいことから色々やっていると、自分に力と信用がつくにつれ、大きなことに挑んで変えられるようになっていきました。
たとえば、広告をしないことを標榜していた会社だったのに、年間予算何億かで、企業広告を出すようにしました。

そんな考え方をするようになったのは、いわゆる全共闘世代、社会に出ては団塊の世代となった少し前の先輩たちがいたからです。

彼らが、世の中にモノ申すのを見て、扉は押せば開くかもしれないと思うようになりました。もちろん、すべて簡単に開くわけではありませんが。

ただ、押そうと思うかどうか、この一点は大きい。
押してダメでも、タイミングをみたり、方法を変えたりすればよいのです。
動かないと感じた扉が、後になって、案外簡単に開くなどということもありました。

考えてみると、これは皆、私の「思い込み」なのです。
物事は変えられると思ったこと、変えるのが自分の仕事だと思ったこと。

あなたは、なぜ扉は開かないと思ってしまうのですか。
まずは懸命に押してみることから始めませんか。
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by 50tempest | 2013-09-02 07:51 | これから人の上に立つ人へ