ゆめ芝居 それがしの申しますことひと通り・・・

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水五訓

水五訓

一、自ら活動して他を動かしむるは水なり

二、常に己れの進路を求めて止まざるは水なり

三、障害に逢いて激して勢力を倍加するは水なり

四、自ら潔くして他の汚濁を洗い清濁合わせ入るる量あるは水なり

五、洋々として大洋を充たし、発しては蒸気となり雲となり雨となり、雪と変じ霰と化し、
   凝しては玲瓏たる鏡となり而もその性を失わざるは水なり

     ・・・永平寺管長の教え
        樋口武男著「熱湯経営」より
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by 50tempest | 2014-01-30 09:17 | どこかで知った名言・至言

私のキャリア6 なぜ講師か

会社を辞めてフリーの講師という道を選んだのですが、なぜ講師だったのか。

その前に、仕事人生でそれなりのことができている方なら、ほとんどの方に同意いただけるだろうことがあります。
それは、こんな感覚です。

人生のさまざまなタイミングで、ちょっとしたチャレンジもしつつ、夢中で生きてきた。
そして、ふとふりかえってみたら、人生のラインが、何かあらかじめ計画されていたように思える…。

これは、「ブランドハプンスタンス(計画された偶然)」というものです。
私も、ほんとうにそれを感じるのです。


平成13年の年末に、日本交流分析協会関東支部が年明けに開催する集中講座に申し込みました。
この1歩が、自分の人生を変えたと言えるでしょう。

講座では、交流分析を体系的に知ったことはもちろんですが、他にも多くのことを得ました。
自腹を切って学ぶ場があるのだということ。
それらは、インターネットの発達により、手を伸ばせば簡単に届くこと。

自分のきゅうくつさが、心理学的に整理できたこと。
心理学を学んでも、自分自身は大丈夫であること。

大学などで経験してきた講義形式だけでなく、ワークをしながら楽しく学ぶという手法があること。


そして、「定年になったら、講師として人に教えられるようになれるといいな」と、漠然と思いました。
自分も学ぶことは好きで、社内では勉強家の部類。
学んだことが人のお役に立てられるならうれしいし、自分も楽しい。

それまでも、社内研修で立場上、講師を務めることはありました。
いかに眠らせることなく、たくさんのことを伝えるか、ささやかなモチベーションにしていました。

でも、それは何と無意味なことだったでしょう。
身体で感じない(腑に落ちない)ことは、人はやらないし、簡単に忘れてしまうのです。


その後、休日のセミナー、夜のセミナーなどなど、興味にまかせて参加するようになりました。
自腹で学ぶ話は身に付くことに驚きました。

しばらくぶりで人に会ったらインストラクションの研究会に誘われる、などといったことも起こりました。
そんなつもりではなかったのに、結果的に講師への道に役立ったということも多くありました。

そうしたあれこれが、今の自分のネタになっているし、スキルにつながっているのです。
むこうから寄ってきた感さえします。

ふと気がつけば、定年前に、プロ講師になってしまっていました。
ぼんやりと思い浮かべたことから始まり、あとは興味に任せて、目の前に選択肢が現れた時は少しだけ積極的な道を選んできただけなのに。

そんな感覚が、「ブランドハプンスタンス」というのだということも、後から知って膝を打ちました。
学ぶことは、ほんとうに楽しいです。


次に続きます。
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by 50tempest | 2014-01-27 06:35 | 自己紹介

私のキャリア5 独立へ

会社を辞めてフリーになろうと考えた直接のきっかけは、勤務先での人事異動の内示です。

諸事情から、2年間主宰していたレモン・ビジネスアカデミーを閉じることになりました。
しかし、社内ベンチャーとして自分で企画提案し、「人を育てる仕事」に魅力と意義を感じてきた私は、他の仕事には興味が持てませんでした。

ただ、相手が社内であっても、それはOKでした。
そこで、ラインをはずれて社内の人材育成とメンタルヘルスの専任担当となるのはどうかと、トップに提案しました。

そんな提案の背景には、リクルート社で藤原和博さんの例がありました。
彼のように、専属ではなく契約社員的な身分で、机はもらうが、他社の仕事もしてよいという、ゆるい関係を実現できたならすばらしいと考えたのです。

しかし、いきなりそんなことを言いだしても、人繰り上許されるはずもありません。
引き続きそれなりの給料をいただいて、おとなしく働き続けるか、やりたい仕事に思い切って飛ぶか、という大きな選択肢だけが残されました。


飛ぶ決断は、数日でつきました。
間もなく55歳の誕生日でした。

やるべき仕事とやりたい仕事。
それまでは、やるべき仕事に重点を置いた人生でした。
体力があるうちに、やりたい仕事にチャレンジしようと思ったのです。

そう考えるについては、いろいろ不思議な符合がありました。
郷里で入院中だった父が、その数か月前に死去しました。
母はまだまだ元気でした。
娘は、すでに就職し、自分で未来を切り拓いていました。
家のローンはすでに返済ずみでした。
諸条件が整い、私の前に道をなしていくように思えたのです。

また、何をてんびんにかけるか、整理して考えることができたのは、しばらく前にキャリアカウンセラーの勉強をしていたおかげでもありました。


では、なぜ講師だったのか。
次に続きます。
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by 50tempest | 2014-01-27 06:33 | 自己紹介

私のキャリア4 講師経験

フリーになって5年やってきたわけですが、講師自体は、、もう少し前からやってきました。

株式会社レモン(現グローバルスタッフ)に在職中から、レモンビジネスアカデミーの名称で、研修、セミナーを提供する事業を2年やっていました。

私自身も講師をしつつ、講師派遣やプロデュースなど、いろいろやりました。
実質私ひとりでしたので、経営的なことから雑務まで、何から何までです。

夜の勉強会セミナーを企画し、講師をアサインし(それは時々自分自身であったりするわけです)、意識の高い方たちと学びを共有し、懇親会で語り合う。
楽しい日々でした。

ここですてきな人脈もできましたし、ほんとうにいい勉強になりました。
この経験あって、独立しようという気持ちが生まれました。


その前は、グループ会社の人事アウトソーシング会社のひとつのサービスとして研修の提供もしていました。
ですから、講師経験だけとれば10年以上になります。

新任管理職研修、退職前キャリアプラン研修、新人研修など、自分でコンテンツを作って講師をつとめていました。
この新人研修は、独立後の今も、続いて担当させていただいています。


さて、そうした背景があっての上の独立ではありましたが、よく人から、じっくり仕込みをして独立したのでしょうねと言われますが、実はそうではなく、けっこう急に飛び出してしまったのです。

そのあたりの事情は、キャリア論的におもしろいと思います。
次回に。
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by 50tempest | 2014-01-20 06:32 | 自己紹介

私のキャリア3 クライアントの皆様

五十嵐人材育成ラボとして独立してから、今年の10月で6年目に入りました。

独立するなり、リーマンショックに遭遇しましたので、順調な船出とは言えませんでした。
これまでやってこれたのは、エージェントの皆さん、クライアントの皆さんのおかげです。

特徴として、今もっとも件数の多いのは、介護事業所の皆様向けの研修です。

実は、独立の前に父が介護のお世話になりました。
何か恩返しの形でお役に立てないかなと考えていたところ、いろいろとご縁が広がってきたもので、私の仕事で大きな意義を感じているところです。

 生活クラブ風の村様
 全国生協連様
 日本化薬メディカルケア様
 その他、多くの皆様ありがとうございます。

もちろん他業種でも、色々な領域の団体様におうかがいします。
長い長いおつきあいをいただく団体様もできたのは、講師冥利につきることです。

 東京建物アメニティサポート様
 ユアサ商事様
 城口研究所様
 その他、多くの皆様ありがとうございます。

変わったところでは、大学様とのご縁もできました。

 淑徳大学エクステンションセンター様ありがとうございます。

知名度の高い企業様としては、
 日産自動車様
 東海交通機械様
 郵便事業様
 東日本銀行様
 NTT東日本様
 などからも登壇の機会をいただきました。

またそれらも、エージェントとして私に場をくださっている皆様の力があってこそです。
 ホスピタリティ機構様
 ティーペック様
 日本経営協会様
 その他の皆様、ありがとうございます。

クライアントの皆さんとのやりとりの中から、学ぶことはほんとうに多いです。
世の中にはいろいろなお困りごとがあるものだと思うのと同時に、何とかお役に立ちたいものだと、努力するのです。
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by 50tempest | 2014-01-13 06:30 | 自己紹介

私のキャリア2 わが師たち

講師という人種は、それまでいろいろ学んだことを、消化、昇華、ショウ化してお伝えしているのですが、ほんとうに多くの方から教えていただきました。
直接の教えを受けた人を、感謝をこめて挙げてみましょう。

交流分析…小林雅美氏、田中千惠子氏
私の生き方の土台となりました。

体験学習…手塚芳晴氏、畑彩土氏
プログラム作りの基本を学びました。

セミナー構築…水野浩志氏
ビジネス感覚での、講師術とでもいうものを学びました。

チームビルディング…三宅潤一氏
研修の幅を広げることができました。

コーチング…野島美子氏
コミュニケーションの力と、ワークショップ形式のセミナーの感覚とを学びました。

生き方…榊原重朗氏
パワポスライドの表現、言語感覚、そして存在そのものとしても大きな刺激を得ました。


単発の研修、セミナーや、書物の上での教えは、挙げきれません。
また、研究会のような磨き合う場、同僚との切磋琢磨など、得た学びは、ほんとうに数限りがありません。
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by 50tempest | 2014-01-06 06:28 | 自己紹介

その1秒を削り出せ

東洋大学駅伝チームのスローガン「その1秒を削り出せ」

走っている時はひとりひとり。
個々のの能力はもちろんだけれど、
勝つチームは、皆「チーム」として機能している。

チームとてして機能するためには、
こうした熱いメッセージのもと、
上級生と下級生が、努めて話し合い、
経験共有を、日々積み重ねる。

思わぬドラマが起きるのも、
「チーム」だからこそなのだろう。
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by 50tempest | 2014-01-03 14:50 | 見て聞いて考えた

私のキャリア1 守備範囲

新年おめでとうございます。
今年もよろしくお願いします。
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このところ、私と同じ60歳の皆様にメンタルヘルスのお話をする機会を、連続でいただいています。
それは同時に、自分のこれまでとこれからを、考える機会にもなっています。

というわけで、ここで自分のキャリアをふりかえってみようと思います。
もしかしたら、どなたかの参考になることがあるかもしれませんね。


まずは、現在の私を棚卸して、次第に時をさかのぼっていこうと思っています。

現在の私の職業は、研修講師、コンサルタント。
気づきの研修、セミナーを提供しています。、

専門は、大きく言うと、人が元気に自律して働くサポートです。

それは、組織で人を使う側から見ると、人に関するマネジメントとなります。
マネージャーが部下の力を引き出して、組織を元気にしていることに関わるあれこれです。
チームビルディング、ファシリテーション、コーチングなど。メンタルヘルスのラインケアも含まれてきます。

自分で自分を元気にしていこうとする側から見ると、セルフマネジメントとなります。
コミュニケーション、交流分析など。メンタルヘルスのセルフケアも含まれます。

研修の色合いとしては、まず体験学習の枠組みを重視します。
一方的な講義でおしまい、とはしません。
何かやってみる、考える、引き出す、まとめる、といった構造です。

チームビルディングのアクティピティ(専門的にはプロジェクトアドベンチャー系といいます)をよく使います。
楽しみながら気づいていただくのには好適なのです。

人間理解や関係作りには、交流分析のエッセンスを使います。
現代人にもわかりやすく、本質をついた概念が多く、自分の成長にも大きな役割を果たしたと思うからです。

キャリア的な領域については、ブランドハプンスタンス(計画された偶然)の考え方を信奉しています。

いろいろやるので、「五十嵐さんは一体何が専門なのですか?」と、たずねられることがあります。

私は、自分自身がマネジメントに悩んだりする中で、興味と必要にまかせて手当たり次第に学んできたことを、今、応用性を高めてお伝えしています。
その意味では、ひとつ絶対というものを持っていないと言えるかもしれません。

しかし私は、例えて言えば、街場の内科クリニックのドクターでありたいと思っているのです。
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by 50tempest | 2014-01-01 06:25 | 自己紹介