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ゆめ芝居 それがしの申しますことひと通り・・・

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講演のテーマ

◎人生これから ~心理学に学ぶ、活き活きと生きるちょっとした方法

人生を、時が流れるままに生きるのもひとつの生き方。
でも100歳の方が珍しくなくなった現代、人生を活き活きと生きられたら、それも良いのでは…。
経過する時間は同じでも、人生を充実させるのに、ちょっとしたうまい工夫があるのです。
E・バーン(交流分析の創始者)、D・スーパー(キャリア理論の先駆者)など、心理学者が提唱した心理学の考え方から、「良いとこ取り」してしまいましょう。


◎人生無駄はないなぁ ~ライフラインでふりかえる自分自身の人生

これまでの人生をふりかえって、何の気なしにしたことが、後になって役立ったなどということが、よくありませんか。
私自身、ちょっとした一歩が、後で思わぬご縁につながったなどということが、よくあります。
そんな観点から、ライフラインというグラフを使って人生をふりかえり、機嫌よく生きるには、どうすればよいのか、考えてみましょう。


◎人生はわかちあい ~コミュニケーションであったか暮らし

昔とくらべると、私たちは、ほんとうに日々忙しく暮らしていますね。
そんなことが、ちょっとしたギスギス、イライラにつながっていませんか。
思いを分かち合うことが、本来のコミュニケーション。
あたたかいコミュニケーションの形を体感して、コツをつかみましょう。


◎ふれあい、わかちあい、ささえあい、いきいき人生
 ~ふれあいの心理学「交流分析」


あたたかいふれあいは、心の栄養です。
私たちは、赤ちゃんのころから「なでなで」で育ち、実は大きくなっても、それを求めているのです。
そうしてもらうことで、「自分は生きていていいのだ」と確認できるのです。
日常でも、あたたかい「ふれあい」を大事にしましょう。


◎息子が朗読する母の物語 ~ひとりの女子挺身隊世代の戦争と平和

昭和2年生まれの母は、ときどき昔をふりかえってエッセイを書きます。
暗い時代であったからこそ、よけいに輝く青春のひとコマです。
私は6年ほど朗読を学んできましたが、今年初め、ある介護施設の慰問で、ふと思いつい
て母の作品を読みました。そのとき、場の空気が熱く変わったのを感じました。
おいでくださる皆様とも重なる部分が多いはずの、一人の人間のナマの体験を聞いていた
だき、ご自身の思い出も呼び起こしていただくきっかけになれば、と思います。
# by 50TEMPEST | 2011-10-30 12:13 | 見て聞いて考えた

ふたつのマインドセット

人の心には、ふたりの人が住んでいます。

◎変化を楽しめるAさん
・努力すれば自分は変われると思う
・物事に挑戦して、よくなりたい 
・どうすれば解決できるか考えてみる・・・課題挑戦
・失敗してもともと、自分としてそこから学びが得られればよいのだ

◎変化を恐れるBさん 
・努力しても自分は変われないと思う
・できるだけ自分をよく見せたい 
・ダメな自分と思われたくないから難しいことには挑戦したくない・・・自己防衛
・失敗は他人の評価を失う大変なこと

これは、キャロル・ドゥエックが述べた成長的マインドセットと固定的マインドセットというモデルです。
誰の中にもふたりの人が住んでいて、どちらかが元気なのだと思います。

こうしたマインドセットは、育つ過程で、親の関わりなどでできあがります。
ですから、そのマインドセットが生まれてきたことに、本人の責任はありません。

しかし、ある年齢以降、AさんとBさんのどちらを元気にするかについては、本人の責任でしょう。

Aさん、Bさん、どちらが成功に近いでしょうか。
# by 50TEMPEST | 2011-10-28 21:53 | コーチング,カウンセリング

ハングリーであれ、バカであれ~ジョブズの伝説スピーチ

スティーブ・ジョブズの、伝説となったスタンフォード大学での感動的なスピーチ。

このあたりから、自分の死を、それは同時に生を輝かすことでもありますが、ずいぶん考え始めていたのだと感じられます。

~大学をやめてから、カリグラフィの講座に潜り込み、そこで興味を持ったことが、のちにMacで美しいフォントを持つコンピュータとして結実する。
やめなければ、その講座には行かなかっただろう。~

今、我々が当たり前に思っている、さまざまなフォントが使えるコンピュータ、アイコンをクリックするだけで使えるコンピュータは、そんなちょっとした道の選択からつながっています。

人の創意のなしうることの大きさ、人生の不思議さに、わくわくします。

「もし今日が人生の最後の日だとしたら、
  今日やる予定のことは、ほんとうに自分がやりたいことか?」
# by 50TEMPEST | 2011-10-26 09:52 | 見て聞いて考えた

あなたは知っていましたか

キャリアカウンセラーの友人が、こんな情報を共有してくれました。

「Did you know 3.0 ~あなたは知っていましたか?」

 ⇒http://www.youtube.com/watch?v=kj9pR_b3u4E&feature=related

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・2010年に需要のある仕事上位10位は、2004年にはまだ存在していなかった。

・米国労働省は今の学生は38歳までの間に10~14の仕事につくと推測している。

・5000万人の視聴者を獲得するまでにかかった年数
 →ラジオ38年・インターネット4年・フェイスブック2年

・4エクサバイトのオリジナルな情報が今年創られると推定されている。
 これは過去50000年の合計より多い。

・技術情報は2年間で2倍に増える。
 これは4年間の大学生活を始めた学生にとって、1年生の時に習ったことの半分は3年生の時までに陳腐化するということ。
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さてさて・・・。

私も、講師のあり方について、漠然と考えさせられました。
こんなどうどうめぐりを。


時代に追随するには、人間はコンピュータを武器に使うしかないのだろう。
しかしそれは、どんどん変わっていくほうの流れに乗ること。
この流れを加速すること。
マインドや本質を求めることとジレンマでは。
また、それは人間として、唯一の道なのかな…。

「よく生きる」ことをアシストするのが講師であるとするならば、何を伝えるべきなのか。

「教える」スタンスに執着していると、そのネタはすぐ陳腐化する。

受講者さんが生き抜くためのマインド作りを意識することが最も必要なのか…。
(でも、これはなかなか変わらない)

「魚の釣り方」はスキルと言えるかも知れませんね。それも次に必要のはず。
もしかしたら、「魚の釣り方」を教えることを通して、「魚の釣り方」の見つけ方を教えることが必要なのかも。

一方、今この時を生きるための、知識などもそれなりには必要のはず。
(若い人はここを求める傾向が強くなっていると感じますが…)

また、どんどん変わる中にも、長く生きる「知っておくべきこと」もあるはず。
それは何なのか。
単純に古典などという発想ではなく、模索のなかにこそあるはずでは…。
# by 50TEMPEST | 2011-10-24 09:43 | 見て聞いて考えた

キャリアカウンセリングとは 4

キャリアカウンセリングとは何か、考えています。


キャリアに詳しい友人が、興味深いことを教えてくれました。
学生さんにカウンセリングをするのに、ロボットを使ったところ、人間がやるより成績がよかったという研究があるそうです。

どんなロボットなのかなど、詳しくはわかりません。
そのうちに公になると、話題になるかもしれませんね。

聞いた仲間たちは、驚きました。
「カウンセリングの訓練は何だったんだ?」

ひとしきり、そんな声が上がった後、落ち着いてみると、案外「いけるかも」と思えてきました。

今の学生さんは、機械と遊ぶのに慣れています。
逆に、人間と関係を作るのに、少し壁がありそうです。
まずその一歩があるでしょう。

それでなくても、デリケートな話をしていいと思うまでに、少し時間がかかるものです。
その点、相手が機械なら、気楽に言えそうにも思えます。

前に、仏像との対話がセルフカウンセリングだと書きました。
そこから考えても、それなりの風貌のロボットなら、人間と仏像の中間程度には、働くのかもしれません。


カウンセリングの本質が、自分の中の整理だとすれば、そのカタチを作ってくれさえすればよいとも言えます。
ロボットが、それなりにあいづちを打ってくれ、それなりに話を繰り返すとかしてくれたら、それなりに整理は進むでしょう。

要は「話す」ことに意味があるのですから。

メンタルのように、こみいった話はダメでしょうし、キャリアでも、具体的なアドバイスはむずかしいかもしれませんが、健常な学生さんの職業選択程度はできるかも。
このように考えてくると、ほんとうに近い将来、それが普通になりそうに思えてきませんか。



キャリアカウンセリングとは 3
# by 50TEMPEST | 2011-10-17 07:56 | コーチング,カウンセリング