時計全般が安くなりましたね。
安くても、正確で、使い物になります。
よく1000円くらいで売られている腕時計も、デザイン、性能ともそこそこ立派なものです。
それで、バンドがいたんで、もったいないから取り換えようと思うと、数千円するのですから、わけがわかりません。
私は、腕時計では高いものは使いません。
暗くてもちゃんと見えることを重視するので、数字が全部大きめに出ていて見やすいものにします。
最近買ったのは、2000円台だったと思います。
四半世紀前、私の会社の勤続記念品は時計でした。
10年は置時計、20年は腕時計でした。
うんと昔は、恩賜の時計なんて言葉があったぐらい(懐中時計ですが)で、性能の良い時計は手に入りにくかったし、「記念品性」があったのです。
しかしその頃でも、時計は安くなってきていて、目安の金額に合う時計がなかなかありませんでしたね。
今はもう、安いのと高いのが、完全に二極化しているような気がします。
ただ、安くても、時計としての機能はちゃんとしているところが昔と違うところ。
少し前まで、そこそこの時計でも、遅れたり進んだり、かなりバラつきがありました。
「この時計は5分進んでます」などと言って、アナログに加減して読み取るのは当たり前でした。
中学にはいったとき、叔父からもらった(どうやら香港あたりで買ってきたらしい)時計は、デザインはよかったのですが、数年使っているうちに、文字盤のほうが動くようになってしまいました。
昔は、そんなバッタものの時計は珍しくなかったのです。
今は、中国のロレックスとかロンジンとかはあるでしょうが、バッタものも超高級時計を目指さないと、商売になりませんね。