ゆめ芝居 それがしの申しますことひと通り・・・

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がんばれる TVコマーシャルからヒント その6

ニンゲンの栄養はニンゲン
 人は、誰かがいるから頑張れるんだよな
         *       *
電気事業連合会のCMです。
こういうピリッとしたコピーが好きです。

飛行機が墜落して、一人で無人島に流れ着くという映画を見たことがあります。
彼は木をこすって火を起そうとするのですが、うまくいきません。
いっしょに流れ着いた荷物の中からバレーボールを見つけ、彼はこれに自分の血で目鼻を描いて顔のようなものを作ります。
「顔」が自分を見ているようにそばに置いて、また火起しに挑戦し、今度は成功します。

アメリカ人の話ですから、宗教的偶像を作ったというより、自分を見てくれる人を作ったのでしょう。そのバレーボールの「顔」からの視線を心の栄養、つまりストロークとして受け取ったのだと思います。

人はプラスのストロークに飢えると、マイナスのストロークさえ受け取ろうとします。人から相手にされずにいる人が他人にからむのは、嫌がられるというそのことが、ストロークが皆無の状態よりも「まし」だからです。
映画の主人公は、嫌がってくれる人さえいない状態におかれて、ストロークをくれるものをみずから擬似的にこしらえたのです。
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by 50TEMPEST | 2004-10-30 22:00 | TVコマーシャルからヒント