ゆめ芝居 それがしの申しますことひと通り・・・

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人事考課をやめるとしたら 支えるものは

年中行事としての人事考課は、もうやめてしまい、別の仕組みにするほうがよいと考えてきました。


3回にわたって書いてきたように、結局普通の社員が考えていることは、この程度でしょう。
それは、ちゃんと教えてもらえてないのです。

詳しく教えると、上司がつける評価につじつまが合わなくなってしまうと思うからでしょう。
どうしたって、理屈通りにはいかないことは起こります。

また、制度自体がむずかしすぎるのです。

絶対的な等級基準を設定して、それに照らして決めるなどというのは、美しいのですが、実は困難です。
人も世も動きます。
その動きを反映させつつ、基準を変化に対応させていくなど、そもそも自己矛盾ですし、やろうとしたら膨大な手間です。


結局、人がこれだけいて、原資がこれだけある。
これを前向きにどう使うか、が本質なのです。

よく見て、納得ずくで分けるのがよいのです。

よく見るために、忙しい管理職の手間を減らすのです。
見るべきポイントを減らし、見る機会をつくることをルールにすること。

極端な言い方をすると、管理職のコミュニケーションを増やすことに徹することです。
そして、近くで見ている人に裁量権を与えること。

会社全体として、ある程度のツジツマ合わせには目をつぶること。
手間暇をかけても、分けるべき原資が増えるわけではありません。


会社がどこに行こうとしているか、今どこにいるか、は繰り返し語られるべきです。
そして、そこに個々の社員がどう関わっているか、どう貢献しているか、も同様です。

会社にいることの、自分の立ち位置がわかり、役割がわかり、したことへの感触がわかれば、人は働きます。
制度は、その目的に沿ってつくられるべきだと思います。
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by 50TEMPEST | 2011-10-05 07:54 | 人事と給与