ゆめ芝居 それがしの申しますことひと通り・・・

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むかーし、あったんだどー111 写真館

町に1軒ぐらいは、写真屋さんがありました。
焼き増しをしてくれるところではなく、いわゆる写真館です。

人生の節目節目に記念写真を撮る習慣は、今よりうんとありました。
今は、カメラが発達して、誰でも手軽に撮れる一方、ひとつひとつの価値が下がった気がします。

今は、七五三とか結婚式ぐらいでしょうか。
ビジネスとして成立しなくなったのでしょう。
ホテルに入っているところを除いて、いわゆる街場の写真館は廃業したところが多い。

就職活動の時、履歴書の写真を撮りに、アパートの近くの写真屋さんに行きました。
出来上がったのは、なんだか修正の入った、生気のこもらない写真でした。

娘の就職活動の時は、写真館というのではなく、スタジオという感じでした。
マスコミ向けにはここ、なんて評判のあるところもあるそうでした。
出来上がったのは、スマイルなどして、「その人らしい」写真でしたね。

私が、講師としてプロフィール写真を撮ったときのことも思い出されます。

まず、知るべのホテルの写真室で撮りました。
大きなカメラで何カットか。
時間がかかった末にもらったのは、はっきり言って使えないものばかりでした。
もとの写真を全部見せてもらい、「まし」なのを無修正でもらいました。

後に、知人に紹介してもらったスタジオで撮りました。
化粧をほどこし(シミやヒゲあとをつぶす)、デジカメでバシバシ、すごいカット数を。
できた写真は全部もらいました。

このように、修正ということの考え方も変わったのだと思います。
写真をプロに撮ってもらうニーズは、今もそれなりにあるのです。

しかし、素人の写真のレベルが上がる中で、修正技術を命としたところはガラパゴスになったのでしょう。
写真に何を求められているかをつかんだところは、ちゃんと生きているのです。
by 50tempest | 2012-04-11 15:31 | むかーし、あったんだどー