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ゆめ芝居 それがしの申しますことひと通り・・・

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学び?の日々・・・単身赴任を楽しむ13

平成3年から2年間、大阪で単身赴任しました。わずか2年間とはいえ、とても凝縮した時間であり、私の人生にとって収穫も多かったと思っています。シリーズで思い出をまとめます。
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●モーツァルトと歴史感覚
大阪にいる頃、モーツァルトの没後200年ということで、テレビで記念番組やオペラ放送がありました。これは私にとって、とても幸せなことでした。歴史を見る視点ができたからです。
音楽室に並んでいた音楽家たちの肖像画を見て、的確に時代とリンクできるものでしょうか。私は、カツラをかぶった人たち(音楽家に限らず)はずいぶん昔の人のような気がしていました。
それが、モーツァルトを視点におくことで、他の音楽家や、歴史上の出来事がパタパタと整列してくれました。
・フランス革命はモーツァルトの晩年に起きた(このへんは映画「アマデウス」から)。
・ベートーヴェンは子供の頃モーツァルトに会った(これはクイズ番組から)。
てな具合です。
今の社会体制につながる大きな事件は、たかだかこの200年のうちに起きたのだなと、あらためて感じました。

●ウクレレ
転勤直前に、楽器が弾きたくなって安物のウクレレを買ってありましたので、大阪で時々ポロポロと練習しました。ただ情けないことに、コードの指をすぐ忘れてしまうのです。高校時代、ギターコードはすぐ覚え、今だにけっこう覚えているのに・・・。
誰かが結婚するとき、ハワイアン・ウェディングソングでも歌おうかなんて思ったのですが、結局、物にはなりませんでした。

●4級船舶
車の免許を持っていないので、身分証明書替わりに船の免許というのもカッコいいなと思い、パンフをもらったことがあります。戸籍謄本がいるらしく、税金の関係で住民票を動かしてないとどうなるのかな、などなど考えているうちに、戻ることになってしまいました。

●国家資格
時間はあったのですから、何か資格の勉強をしておけばエラかったと思います。何かやってみようかと思わなかったわけでもないのです。
帰京後は人事部門になりましたので、今思えば、社会保険労務士ならベストでしたね。あの頃なら記憶力も今よりはましでしたし、資格のほうもいくらかとりやすかったようです。社労士はそれから何年も後にチャレンジしたものの、モチベーションが上がらず、あきらめました。あの時とっていれば、また人生が変わっていたかも知れません。
ここまで書いてきたように、基本的に気が多いのか、私は色々遊んでいましたので、結局資格というものはなにもとらずじまいでした。しかし、自由な時間を生かすという点では、資格へのチャレンジはやはりお薦めです。

・・・続く
by 50TEMPEST | 2005-04-06 08:01 | 転勤プラス発想適応法