上の立場にと打診を受けた時、まだ自分は力不足だから、〇〇の力をつけてから、等と言っていませんか。
実際、そのように感じているのかもしれませんが、そんなことを言っていてもきりがありませんよ。
こんな人を知っています。
その方には、ひとつのなりたい夢があるのです。
そのために、まずあれを身につけ、次にこれを身につけ、その次には・・・、とすごい計画を立てて頑張っていました。
でも、肝心の夢への一歩を飛ばないのです。
何かの資格を取ろうとでもいうのなら、そんな周到な計画は必要でしょう。
でも、リーダーとなる、マネジャーとなるなどの場合は、そんな必要はない。
一生懸命やることは大事ですが、実際の一歩を進まないのでは、何にもなりません。
きっと、親からそうするように学んでしまったのでしょうね。
何かのスキルが弱いといっても、そんなものは個性のうちです。
また、後からだって学ぶことはできます。
逆に、一生懸命やってさえいればよいといった考え方を身につけてしまうことのほうが、よほど問題ですよ。