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ゆめ芝居 それがしの申しますことひと通り・・・

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つぶやき 2005.7~2005.12

私の会社では社内データベースの社員紹介ページがブログ風に使われています。
毎月更新している自分の記事を記録としてここに転載します。
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2005.12
●最近思うこと
某社から研修の企画の依頼がありました。ホームページで見つけてくださったそうです。ありがたいことです。
少しでも引っかかるように努力はしてきたのですが、本音では引っかかるなんて思っていませんでした。準備していると、向こうからラッキーが寄ってくるようです。

●今月のお薦め図書
「学習する組織」 高間邦男

●今月の名言 [縁を生かす] 長いけれど中村豊秀氏の文を引用します。

その先生が五年生の担任になった時、生徒の中で一人、服装が不潔でだらしなく、どうしても好きになれない少年がいた。中間記録に先生は少年の悪いところばかりを記入するようになった。

ある時、少年の一年生からの記録が目にとまった。
「朗らかで、友達が好きで、人にも親切、勉強もよく出来、将来が楽しみ」とある。「これは間違いだ。きっと他の子の記録に違いない」先生はそう思った。

ニ年生になると、「母親が病気で世話をしなければならず、時々遅刻する」と書かれていた。

三年生では「母親の病気が悪くなり、疲れていて、教室で居眠りする」後半の記録には「母親が死に、希望を失い、悲しんでいる」とありました。

四年生になると「父は生きる意欲を失い、アルコ―ル依存症となり、子供に暴力をふるう」
先生の胸に激しい痛みが走った。

駄目と決めつけていた子が、実は、突然深い悲しみをじっと胸に収め、必死になって生き抜いている生身の人間として、自分の前に立ち現れてきたのだ。先生にとってまさに目を開かれた瞬間であった。

放課後、先生は少年に声をかけた。「先生は夕方まで教室で仕事をするから、あなたも勉強していかない?わからないところは教えてあげるから」少年は初めて笑顔を見せた。

それから毎日、少年は教室の自分の机で予習復習を熱心に続けた。授業で少年が初めて手を挙げたとき、先生に大きな喜びが沸き起こった。
少年は自信を持ち始めていた。

クリスマスの午後だった。少年が小さな包みを先生の胸に押し付けてきた。あとで開けてみると、香水の瓶だった。亡くなったお母さんが使っていたものに違いない。

先生はその一滴をつけ、夕暮れに少年の家を訪ねた。
雑然とした部屋で独りで本を読んでいた少年は、気がつくと飛んできて、先生の胸に顔を埋めて叫んだ。「ああ、お母さんの匂い!今日はすてきなクリスマスだ」

六年生では先生は少年の担任ではなくなった。卒業の時、少年から一枚のカ―ドが届いた。「先生は僕のお母さんのようです。そして、今まで出逢った中で一番すばらしい先生でした。」

そして卒業後、六年経って、又カ―ドが届いた。「明日は高校の卒業式です。僕は五年生で先生に担当してもらって、とても幸せでした。おかげで奨学金をもらって医学部に進学できます」

十年を経て、又カ―ドがきた。そこには先生と出逢えたことへの感謝と、父親に叩かれた体験があるから、患者の痛みがわかる医者になれると記され、こう締めくくられていた。

「僕はよく五年生の時の先生を思い出します。あのまま駄目になってしまう僕を救って下さった先生を、神様のように感じます。大人になり、医者になった僕にとって最高の先生は、五年生の時に担任して下さった先生です」

そして一年経って、届いたカ―ドは結婚式の招待状だった。
「どうぞ、母の席に座って下さい。」と一行、書き添えられていた。

たった一年間の担任の先生との縁。その縁に少年は無限の光を見出し、それを拠り所として、それからの人生を生きた。ここにこの少年の素晴らしさがある。

人は誰でも無数の縁の中に生きている。無数の縁に育まれ、人はその人生を開花させていく。大事なのは、与えられた縁をどう生かすかである。     中村豊秀

2005.11
●最近思うこと
今、長期計画のためのプロジェクトが発足しています。そのうち、私は「外部請負部門」を担当しています。継続的な受託契約でない仕事のアイデアを歓迎しますので、どなたでもお寄せくださると助かります。
ほとんど新しい領域を構築することになるので、試みとして、ポストイットを使ったアイデア出しなどを多用し、ワークショップ形式で進めています。ただ、責任者でありながらファシリテーターだという、微妙な立場にとまどっています。

●今月のお薦め図書
戦艦大和復元プロジェクト 戸高一成

●今月の名言
やさしい事から始め、それを継続する事、これが成功の秘訣

何かを動かそうとすると最初は大変。でも動き出してしまうと慣性の法則で、動かし続けられますね。最初のイ~ッポは小さくてもいいんです。まずは歩き出すことなんですね。

2005.10
●最近思うこと
9月末から10月末にかけて、自社対象も含めて研修が4本、自主勉強会も含めると6本予定されています。休日はだいたいパソコンに向かって、研修要領とレジメの開発と見直しです。ちょっとくたびれ気味。
とはいえ、他の月もこれに近いくらい仕事があるようにしたいとも思います。21,22日がピークの、新任管理者合同研修です。

●今月のお薦め図書
「自分を変える鍵はどこにあるか」川上真央

●今月の名言
箸よく盤を回す
一本の箸でタライの真ん中を回すと、最初は箸が回っているだけだが、それでも回していると、水が少しずつ回り始め、さらに続けると、だんだんと水が回り始め、しまいには一本の箸でタライの水がふあれるほど回り始めます。
                       ktaizawaさんのブログ「don't worry!な毎日」から

2005.9
●最近思うこと
会社で使っているパソコンを交換してもらいました。今まで使っていたのは、2001年の7月に買ったIBM製でした。キーボードのタッチがさすがIBMという感じで、普通に使っている分には支障もなく気に入っていたのですが、Windows98なもので、さすがにアプリケーション面で支障が出てきたのです。
さて新しいのになってみると、画面の明るいのが老眼の身にはとても助かります。これに慣れると、IBMのほうは、よくこんなのを使っていたなと思うくらい。現金なものであります。

●今月のお薦め図書
「大人のための文章教室」清水義範

●今月の名言
50代から護金力、護脳力、護身力を鍛えよ  ・・・河村幹夫

2005.8
●最近思うこと
先日、高校時代の同窓生が集まる機会があり、そこでマジシャンが目の前で演じてくれるのを見ました。アルコールが入っていたので、反応は少し増幅しました。「え~!、なんでぇ?」「へ~え!」という歓声の中、「どうしてそうなるんだ」とけっこう真剣に考え込む人などもいて、どちらかというと探求型は男性に多かったようです。あいつは理系だったな、などと人間観察上も面白いひと時でした。ちなみに私は文系なので素直に不思議がることにしています。

●今月のお薦め図書
「リクルートの現場力」 井上 功

●今月の名言
人生において「成功」は約束されていない。
しかし、「成長」は約束されている。  ・・・田坂広志

2005.7
●最近思うこと
月に2回、朗読を教わりに出かけています。朗読にもいろいろな形があると思います。私の先生は舞台朗読家なので、表現としての朗読ということになります。交替で少しずつ読むだけなのですが、声出しから始めて2時間やると、帰りには、スポーツジムに行ったような快い疲労感があります。読むことそのものの他に、場面の雰囲気、人物の人となり、など考えることを求められます。確かに、同じセリフでも人物造形によって意味が違ってくるのです。深いものだと驚きます。

先生の公演がまた四谷であります。
8月24日 19時 コア石響(オテル・ド・ミクニの向かい) 500円

●今月のお薦め図書
「あなたの魅力を演出するちょっとしたヒント」鴻上尚史

●今月の質問
あなたがやるべきだと思っていることは何ですか
あなたがやりたいと思っていることは何ですか
by 50TEMPEST | 2005-07-01 08:00 | 他に書いた記事