新年おめでとうございます。
今年も書き続けます。お立ち寄りいただいた皆様、今年もよろしくお願いいたします。
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漫才で勉強するというのも野暮ですが、思いついたことがあります。
●昭和のいる・こいる
実直そうな、こいるさんが、あれこれ正論を述べます。
のいるさんは、「ハイ、ハイ、ハイ、ハイ。ハ、ハ、ハ、ハ。ウン、わかったわかった」と盛んに返事はするのですが、そっぽを向きっぱなし。
話を聴かないコミュニケーションの格好の教材ですよね。
●大木こだま・ひびき
こだまさんが、唐突に変な話題を持ち出します。
「スーパーでな、こういう悪い奴がおるんや」とか、「最近タレントさんと会って顔がわからん。こないだも、向こうから来る人誰やろと思うてな、よう考えたらお前や」という具合。
まじめそうな、ひびきさんは一生懸命話題を合わせようとします。「そういえば、ぼくもな・・・・」。
話し終わるなり、こだまさんがひびきさんをじーっと見て一言。「そーんな奴おらんやろ」。
交流分析でいう「交差交流」の格好の教材ですよね。
変なコミュニケーションって、やっぱり変なのですね。だからこそ、ちょっとデフォルメしてみせただけでお笑いになるのです。デフォルメのおかげで、誰もが「自分のことじゃない」と思ってますが、本当は、やっている人は多いのですね。そんなところに目をつけるのがベテラン芸人の味でしょうか。皆様も芸をぜひご覧ください。
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