最近話題の、ボクシングのK兄弟を見ていると、彼ら、特に長男は、自分自身というより父親の人生を生きているような気がします。
彼が人前でとる挑発的なポーズや言動と、じっくり時間をとったインタビューの中でふともらす言葉との間には、ずいぶんギャップを感じるのです。
計算ずくではなく、父親からドライバーを強く受けて、そうすべきものと思い込んでいるのだと思います。父子家庭という特殊な環境の中で、それは強化されてきたのでしょう。
このように、人がとるドライバー行動は、日常の断片に見て取ることができます。
それは、実はその人の生き方(人生脚本)そのものの、ミニチュア版と言えるのです。
人はさまざまな生き方(人生脚本)を持っています。それは生きる上で、日々発生するコミュニケーションや判断などの際の、行動の選び方として表れます。そして、その結果としてもたらされることによって、生き方や考え方はさらに強化されていきます。
癖の強い生き方をしている人は、ドライバーを見つけやすいです。K長兄君はどうでしょう。そんな観点で、まわりを眺めてみてください。
また、自分自身の日常の断片からもドライバーをさがしてみてください。
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5つのドライバー(駆りたてるもの)
1.完全であれ …Be perfect!
2.他人を喜ばせろ …Please me!
3.一生懸命やれ …Try hard!
4.強くあれ …Be strong!
5.急げ …Hurry up!
人の生き方を決めるもの ドライバーって?その1
※自分の整理と説明のネタ用に書いています。記事に出てくるケースはフィクションです。
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