上海で観光地を回っていると、さまざまな言語が聞こえてきました。英語、仏語、伊語、独語、ハングル語、日本語、その他わからない言葉も。
その多彩だったこと、なかでも相対的に仏・伊が多そうだったことは、私にとっては新鮮な経験でした。さすが、昔からの国際都市ですね。
さまざまな言語のシャワーを浴びていると、わからないなりに、こちらにもとりとめなく浮かんでくるものがあります。
ある情報を伝えようとしたとき、言語によってさまざまな特徴があります。
たとえば、ドイツ語は、言葉のほうで概念と単語を駆使してニュアンスを伝えようとし、話し方自体は冷静かつ論理的な感じがします。
その点、中国語は話し方のほうに比重がかかっているようです。「伝えよう」という心のエネルギーという点では一番なのではないでしょうか。
中国語は喧嘩をしているみたいだと言われます。やりとりを傍で聞いていると、たしかに、そう感じるときがありました。
力ずくで伝えてしまう感じですね。
何を伝えてるのかはわかりませんが、日本人なら発声練習してからじゃないとこういう声は出ないな、という調子の会話がそこいらを飛び交っていました。
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