セミナー参加者さんとの懇親会で、腕組みについての話になりました。
Aさんは、よく腕組みをするそうです。
腕組みは拒否の姿勢と言われるが、自分はそんなつもりはないのだがとおっしゃいます。
そういえば私も、けっこう腕組みをしたくなります。
何か相談事を持ち込まれたとき、プレゼンを聞くとき、何かを観察するとき、などなど。
私も拒否のつもりはありません。
ただし、相手からそう受け取られるかもしれないことは知っているので、対面では腕を組まないようにはします。
しぐさの研究によると、腕組みには、外部と自分を隔てる意味があります。
たとえば、自分を守ろうとする場合。
また、自分にひきこもって考えようとする場合。
仲間の講師から、「体感覚」の強い人ほど腕組みをする、という話が出ました。
なるほど、Aさんも私も、NLPでいう優位感覚は「体感覚(キネセティック)」のようです。
外部からの刺激を、視覚や聴覚よりもまず体の感覚で受けようとするタイプです。
考え合わせると、わかる気がしますね。
刺激を体感覚で受け止める傾向の強い人は、それだけ体がアンテナとして敏感なのかもしれません。
拒否でないまでも、ちょっとバリアを張り、はいってくる刺激をコントロールして自分を守ろうとするのでしょう。