小学生のとき、東京オリンピックがありました。
わが家では、そのときテレビを買ったんじゃなかったかな?
目下進行中の北京とくらべると、ずいぶん違いました。
まず開会式の選手入場は、もっと儀式でした。皆整列してちゃんと「行進」してきました。
メインスタンドにかかると、帽子をとって胸に当てる国、腕を斜め上に上げる国、お国柄がありました。
旗手も、そこでは国旗を前に倒して、スタンドに見えるようなあしらいをしました。
ソ連の重量挙げ選手、ジャポチンスキーが片手でそれをやってみせて、喝采を浴びました。
日本の大選手団が入ってきた時は感激したものです。
赤いブレザー、白いズボンと、白い帽子。
その後、この紅白スタイルはずっと続いて評判が悪くなりましたが。
こちらが儀式であるだけに、閉会式の、列を乱してワッと入ってくる入場が感動を呼んだのです。
今の、スマイルでうれしそうに入ってくる姿は、これはこれですばらしいですが、時間がかかりすぎますね。
聖火もあっさりしたものです。坂井さんという、広島にゆかりのある男性が、1人がずっと運んで、階段を上っていって、点火しました。
凝りだしたのは、いつからですかね。
今回など、おーい、まだやるの?といいたいくらいに何人もに渡しっこ。
点火も毎回アイデア競争ですね。
次回はロンドン。
その後、また東京に誘致しようという動きがあります。さあ、どうなりますか。