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定年延長組のモチベーション

金融不況に突入して、非正規社員の整理が話題になっています。
そんな中、定年延長・再雇用の対象者はどうなっていくか、関心を持っています。

少し前まで再雇用がかなり増えてきて、制度として安定してきたかな、と思っていました。
それは、国の旗振りもさることながら、新人が取れないという事情もきっとあったでしょう。

再雇用という形を取れば、それは有期の契約社員ですから、整理の対象です。
もっとも、コストの安い熟練労働者という意味では一番割安感があるとすれば、最後まで残るのもしれませんが。


ところで、昨今のことがなかったとしても、再雇用された方たちのモチベーションは、一般にどうなのでしょう。

定年が60だとすれば、そこまで一杯に働く人って、多くはないような気がします。
気持ちの上で、55か、せいぜい58ぐらいまでに燃え尽きて、その後は定年に向けて着陸滑走という感じになってしまうのでは。

そんな先輩を多く見てきました。
会社のほうも、大きな場を与えることは少なくなります。

ゴールが60なのか65なのかで、ずいぶん違います。
いったんゴールしてしまえば、どうしてもあとはオマケ。当然モチベーションは下がります。

人生レベルでよく考えた上で再雇用の道を選ぶ人は、案外少ないように見えます。
先を考えて金はほしいし、やりたいことも特にないからと、ずるずると勤め続けてしまうのではないか。
いずれにしろ、使う側も使われる側も、ハッピーには見えないのです。


いわゆる2007年問題といわれたものの正体は何だったのか。
アナログからデジタルへ、経験と技能を体に蓄積してきた人から、きちんと継承していくことだったはずです。その仕組みはできたのでしょうか。

労働人口減少対策の面ばかりが先行してしまっていたとすれば、これから不況、雇用調整の波の中で、いる人は切られ、これからの人を抱える流れにもブレーキがかかるということになります。

見直し機運が起こるかもしれません。
どう残し、どう活用するか、これを機に制度的な成熟に向かうならすばらしいのですが。


会社員のモチベーション
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by 50TEMPEST | 2009-01-20 08:30 | 人事と給与