日経新聞に、自動車関係や電機関係大手の決算見通しが載っています。
こういうのを読んでいると、だんだん気持ちが沈みますね。
昨今の輸出関連企業の状況は、本当に特別ですが、前年が好調だっただけに、その落差が大きく感じる気がします。
まあ、昨年までは世界バブルの中での業績だったわけです。
そこから対前年比などとろうものなら、すごいダウンになってしまうわけです。
そんな数値が新聞に並ぶと、経営計画をたてる方たちは、毎朝それを見て、これは危ないから今のうちに対策をという気になりますね。
で、今度は投資を何パーセントカットなんて記事につながる。
そうして、連鎖的に信用が収縮していくのでしょう。
10数年前の国内の不動産を中心としたバブルから、一転落ち込んだ時も、そんな気がしたものです。
今年は、有名大企業がいくらいくら赤字!なんて記事ですから、あの頃に輪をかけた感じです。
根拠があって言うのではありませんが、何かもっと冷静になれないものかなと思います。