14日の土曜日に、アルフォンス・デーケン先生の講演を聞いてきました。
「死生学入門~よく生き、よく笑い、よき死と出会う~」
よき死について語る機会って、あまりありません。
先生のおっしゃるように、それは本当は大事なことですね。
◎死を考えることは、有限である生の残りを、よりよいものにすることにつながります。
私も本当にそう思います。
ある頃から、究極的には「時間の使い方」なのだな、と思うようになりました。
◎人間は、その偉大さのひとつとして、「選択することができる」のです。
置かれた環境において、どんな反応を選ぶか、どんな生き方を選ぶか、そこにおいて変わってくるわけですね。自分の納得も、他人からの見方も。
◎第三の人生への6つの課題
・手放す心…執着を絶つ
・ゆるしと和解
・感謝の表明
・さよならを告げる
・遺言状の作成
・自分なりの葬儀方法を考え、それを周囲に伝えておく
私のこれから、つまり老後の課題は、これということになります。
さて、ゆったりとしたユーモアあふれる先生の態度を見ていると、本当のユーモアは人生において自律していることから生まれるように思いました。