人気ブログランキング |

ゆめ芝居 それがしの申しますことひと通り・・・

igarashi.exblog.jp
ブログトップ

カテゴリ:日々の交流分析( 110 )

ゲームの方程式

ゲームの方程式

 C + G = R → S → X → P

  餌 con
  弱み gimmick
  反応 response
  切り替え switch
  混乱 cross-up
  報酬 pay-off

まず1人が誘いかける。…仕掛け
相手は、何か弱みを持っているため、それに引っかかる。…弱み
最初は、日常的なやりとりが続く。…反応
ある瞬間、自我状態が変わり、裏にあったやりとりが表面化する。…自我状態の切り替え
何が起きたのか、互いに混乱する。…混乱
片方はいやーな感じを味わう。…報酬

公式の使い方:
公式にあてはめながらふりかえっていく。
・どんな会話のやりとりが進んだのか。
・その時、自分にあった心理的な「弱み」はなんだったのか。
・どんな気持ちが、どう変化したのか。
・報酬に向かわないためには、どんな返事を返せばよかったのか。


プロセスを通じて、関係者は役割を交代しながらやりとりを続ける。
・犠牲者 Victim
・救援者 Rescue
・迫害者 Persecutor


 ==================

公式ブログを作りました。
これまで書いたものの中から、人事・教育系のものを選び、再構成して転載しています。
こちらにもお立ち寄りください。→ 【心に届けコミュニケーション!】
by 50TEMPEST | 2009-02-01 07:29 | 日々の交流分析

人格適応タイプと好みのモード

人格適応論の6つのタイプと、セラピスト側が関わる際のヒントとなる、それぞれの好みのモードを、心覚えに整理しておきます。                    …野間和子先生の資料より

 ==================

1,タイプ
2.主なドライバー
3.オープンドアとターゲットドア
4.好みのモード

 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

演技型 熱心な過剰反応者
 他人を喜ばせよ
 感情→思考
 養育(感情) NP⇒FC

強迫観念型 責任ある仕事中毒者
 完全であれ
 思考→感情
 要求(支配) A⇒A (CP⇒A)

パラノイド型 才能ある懐疑者
 完全であれ=強くあれ
 思考→感情
 要求(支配) A⇒A (CP⇒A)

スキゾイド型 創造的な夢想家
 強くあれ
 行動→思考
 支配 CP⇒A

受動攻撃型 おどけた反抗者
 努力せよ
 行動→感情
 感情 FC⇒FC

反社会型 魅力的な操作者
 強くあれ、他人を喜ばせよ
 行動→感情
 感情 FC⇒FC 、養育 NP⇒FC 、支配 CP⇒A

 ======================

感情 FC⇒FC 感情や遊びを表現する
養育 NP⇒FC 世話をする
要求 A⇒A   頼む、要求する  (~してみてください)
支配 CP⇒A  支配する、伝える (~してください)
中断 CP⇒AC 問答無用で言う  (~しなさい!)
by 50TEMPEST | 2008-11-09 13:09 | 日々の交流分析

芋洗坂さんのご主人 TAばなし2

芋洗坂さんは新婚です。

ご主人は無口でした。
仕事で疲れるし、家に帰ると何かしゃべるのは億劫になるのです。
夕食が終わると、ソファにごろりとして、ナイター中継を見るともなく見ます。

奥さんは、結婚前、語り合う夕食の団欒をイメージしていました。
昼間仕事場であった話など、色々聴いてほしいとも思いました。

ちょっと夢破れた感じがするものですから、つい、文句を言ってしまいます。
教育的指導というやつです。
ご主人は、奥さんの気持ちがわからないわけではないのですが、どうすればいいかわかりません。

何にも変わらないまま、1年ほどたちました。

ご主人が仕事先から帰宅しようとして、花屋さんの店先を通りかかりました。
バーゲンの花束がひとつ残っていました。
気立てのよさそうな若い女性店員がうまく勧めるものですから、何の気なしに買ってしまいました。

家に持ち帰ったら、奥さんが驚きました。
「あら、私の大好きな花。よくわかったわね。ありがとう。うれしい、うれしい。」

あまり喜ばれるので、バーゲンと店員のことは言い出せませんでした。
でも、人間喜ばれて悪い気はしません。

それから、ご主人はよく花を買ってくるようになりました。
そのたびに奥さんは喜んでくれました。

何にもなくて買うのは、ちょっと恥ずかしい。
でも何かをプレゼントすることには、抵抗がなくなりました。
誕生日、結婚記念日、クリスマス…。節目が気になるようにもなりました。

花の名前や、色や、季節や、花活けや、そんなことを少しずつ話すうちに、二人はたくさん話し合うようになりました。

そうして、ご夫婦は仲よく暮らしましたとさ。
by 50TEMPEST | 2008-07-05 08:00 | 日々の交流分析

綾小路さんの奥さん TAばなし1

綾小路さんは新婚です。

奥さんは料理が不得手でした。
独身時代、そちらにあまり関心を払わないできたのです。

旦那さんは、けっこう味にうるさいところがありました。
夕食の味つけや盛りつけに、満足できませんでした。

ちょっと夢破れた感じがするものですから、つい、やいやいと不足な点を指摘してしまいます。
教育的指導というやつです。
奥さんは、旦那さんの気持ちがわからないわけではないのですが、どうすればいいかわかりません。

何にも変わらないまま、1年ほどたちました。

奥さんが家でテレビを見ていると、好きなタレントさんが料理番組に出ていました。
タレントさんに引かれて見ていたのですが、作っている料理は簡単そうで、でも面白そうでした。

ふと、自分にもできそうな気がして、やってみたら、案外うまくいきました。

旦那さんが帰ってきて驚きました。
「おお、なんだこれは。君にもこんな隠しだまがあったのか。こりゃいい、いい。うまいうまい」

あまり喜ばれるので、タレントのことは言い出せませんでした。
でも、人間ほめられて悪い気はしません。

それから、よくその料理番組を見ては、作るようになりました。
そのたびに旦那さんは喜んでくれました。

奥さんはまたがんばります。
そんなことをくり返すうちに、すっかり料理が上手になりました。

そうして、ご夫婦は仲よく暮らしましたとさ。
by 50TEMPEST | 2008-07-03 07:57 | 日々の交流分析

人格適応論学習会(久米シンポジウム)のふりかえり

アカデミアTA主催の、「人格適応論」学習会(2008.6.29)に参加してきました。

6つのタイプを見事に構造化してみせてくれたのに感心しました。
タイプが頭に入っていないと、クライエントを前にして使い物になりませんからね。


ドアについても、3要素を三角形の各頂点において、右回り・左回りに図解してくれたのが、とても実用的でした。

・オープンドアが感情であるのは、演技型だけ。

・オープンドアが思考である2つのタイプは、3つのドアが共通。

・オープンドアが行動である3つのタイプは、行動の内容(積極・消極)がそれぞれ違う。

・行動は、ターゲットドアにならない。

 **************

・熱狂的過剰反応者    オ 感情 ⇒ タ 思考 ⇒ ト 行動
 演技型 

・才気ある懐疑者      オ 思考 ⇒ タ 感情 ⇒ ト 行動 
 パラノイド型

・責任感ある仕事中毒者  オ 思考 ⇒ タ 感情 ⇒ ト 行動 
 強迫観念型

・おどけた反抗者      オ 行動 ⇒ タ 感情 ⇒ ト 思考 
 受動攻撃型

・魅力的操作者       オ 行動 ⇒ タ 感情 ⇒ ト 思考 
 反社会型

・創造的白昼夢者      オ 行動 ⇒ タ 思考 ⇒ ト 感情 
 スキゾイド型
by 50TEMPEST | 2008-07-01 08:01 | 日々の交流分析

ゲシュタルトの詩

フリッツ・ペアルズの詩

                 Fritz Perls
                 国谷誠朗 訳

わたしはわたしのことをする
おまえはおまえのことをする

わたしは何も、おまえの気にいるために
この世に生まれて来たわけじゃない

おまえもわたしの気にいるために
生きているわけじゃない

おまえはおまえ、わたしはわたし

もしも、われわれが、お互いに出くわすなら
そりゃ、すばらしいことだ

しかし、もしも、出くわさなかったら
そりゃ、しかたのないことさ


  ************


ウォルター・タップスの詩 ・・・・・ペアルズをのりこえて

                         W.Tnbbs
                         国谷誠朗 訳

わたしはわたしのことをする
おまえはおまえのことをする

もし、ただ、それだけで過ごすなら
あぶないことだ! 

われわれは相手をうしなう その上に
自分自身をみうしなう

わたしは、何も、おまえの気にいるために
この世に生まれて来たわけじゃない

けれども、わたしは、おまえを
たった一人のかけがえのない人間として
確認するために、この世にいきる

そしてわたし自身も確認してほしい

われわれは、ただ、かかわりの中でのみ
まことのわれわれ自身となる

一人の生きた「おまえ」から、切りはなされた
「わたくし」は、バラバラになる

わたしはたまたま、おまえに出くわしたわけじゃない

わたしは歩み出して行って
積極的に、おまえに出逢った

じっと受身にかまえて、何かが周囲に
おこるのを待つよりも
私は意志をもって事をおこす

ほんとに、わたしは、まず自分自身から
はじめなければならない

けれども自分自身に終わっては
だめなのだ

真理は、2人から、同時に始まる


 **************

ゲシュタルト療法のパールズの詩と、そのお弟子さんが書いた詩です。
有名なのは國分康孝先生の訳なのですが、ちょっと古風すぎるかなと思っていました。

たまたま国谷誠朗先生の訳を見つけたので、掲載してみます。
このところ国谷先生のファンなのです。

こっちも癖がありますけどね。ペアルズですものね。
検索でひっかからなかったわけです。
by 50TEMPEST | 2008-06-14 07:28 | 日々の交流分析

TA(交流分析)との最初の出会い

私がTA(交流分析)と出会ったのは、40代はじめ。
吉本誠一先生という産業カウンセラーの方のセミナーで、エゴグラムを紹介してもらったのが最初です。

月1回、半年シリーズでの、夜の公開セミナーでした。
新任管理者クラス向けで、1社から何人でも参加可能でしたね。

安かったので、会社が、手を挙げた3人を参加させてくれました。
私は誘われた口でしだが、結局最後まで行ったのは私だけでした。

他の会社も同様、最初だけ多く、回を追うごとに少なくなりました。
あまり大企業は来ていなかったと思います。

受付の人もいなくて、吉本先生自身が受付もされてました。
まあ、貸し会議室を借りてやるセミナーですね。
今なら珍しくありませんが。

考えてみれば、それが夜の勉強会型セミナー参加の最初です。

1社研修をやれない規模の会社のための公開研修であり、研修先を開拓するための体験研修でもあったのでしょう。
今でも通用するビジネスモデルかもしれませんね。

内容は、心理学をマネジメントに応用する切り口あれこれでした。
それまで管理者教育といえば、「管理者たる者、かくあるべし」式のものしか経験していなかったので、私にはとても新鮮で、これは使えると思ったものです。

そんな中で、エゴグラムと自我状態の話がありました。
見事に自分の状態(と問題点)が浮き彫りになり、驚きました。

それ以来、エゴグラムの本や交流分析の入門書など、何冊か読みました。
もうひとつよくわからないところもあり、それっきりになりましたが。

交流分析については、数年後にまたひょんな出会いがあり、それからはちゃんと勉強して今に至っています。

心理学系の職業研修講師さんというものに触れたのも、そのときが初めてです。
結局、今の私は吉本先生と似たようなことをしています。

こうしてあらためてふりかえると、吉本先生からの影響はずいぶん大きいですね。
私は、交流分析を知って人生が変わったといつも言っているのですが、吉本先生と出会って、とも言えるわけですね。
またお会いしたいと思いながら、それっきりになっています。
by 50TEMPEST | 2008-05-27 19:30 | 日々の交流分析

親の養育スタイルと適応タイプ

子供は乳幼児期に家族のなかで生き延びるために、また家族のメンバーの期待に応えるために、さまざまな生き方(=性格=反応のスタイル)を身につけます。


特徴的な親の養育スタイル
 ⇒ ヴァン・ジョインズ命名の、子の適応タイプ (DSM-Ⅲによるタイプ)

○あてにならない養育スタイル
  ⇒ 創造的無想家型タイプ (スキゾイド型適応タイプ)

○先取りする養育スタイル
  ⇒ 魅力的操作者型タイプ (反社会型適応タイプ)

○一貫性欠如の養育スタイル
  ⇒ 才気ある懐疑者型タイプ (パラノイド型適応タイプ)

○過度に支配的な養育スタイル
  ⇒ おどけた反抗者型タイプ (受動攻撃型適応タイプ)

○目的達成重視型の養育スタイル
  ⇒ 責任感ある仕事中毒者型タイプ (強迫観念型適応タイプ)

○人を喜ばすことを強調する養育スタイル
  ⇒ 熱狂的過剰反応者型タイプ (演技型適応タイプ)


完全な親はありえませんし、子育ての時に親が置かれている環境もありますから、子供は何らかの「ゆがみ」の影響を受けます。
そして、無意識のうちに、それを反映した性格形成がなされます。

これらの適応タイプは、プラスの面もマイナスの面も持ちます。
どのタイプだからいいとか、悪いといったことはありません。

タイプわけそのものに意味があるわけではありません。
セラピーとしては、その人のタイプがわかれば、陥りやすい穴がわかります。
また、どう働きかければ効果的なのかが見つかります。

ノンクリニカル面では、自分のタイプを理解することで、そのプラスの特性を活かす姿勢を持つことができるでしょう。

また、ストレス下ではマイナスの特性(特にドライバー行動)が現れてきます。
したがって、その特性の出現を、ストレスに気づき、うまく切り抜けるためのサインとして受け止めることも可能になりますね。


ちなみに私のタイプは、
「創造的無想家」と「責任感ある仕事中毒者」でした。


人格適応論ワークショップ
by 50TEMPEST | 2008-04-15 08:07 | 日々の交流分析

適応タイプと関わりのドア

オープンドア、ターゲットドア、トラップドアをうまく使えれば、とても有効な働きかけができそうです。

・創造的白昼夢者      オ 行動  タ 思考  ト 感情 

・魅力的操作者       オ 行動  タ 感情  ト 思考 

・おどけた反抗者      オ 行動  タ 感情  ト 思考 

・才気ある懐疑者      オ 思考  タ 感情  ト 行動 

・責任感ある仕事中毒者  オ 思考  タ 感情  ト 行動 

・熱狂的過剰反応者    オ 感情  タ 思考  ト 行動 


こう並べてみると、同じ組み合わせがありますね。

 魅力的操作者と、おどけた反抗者

 才気ある懐疑者と、責任感ある仕事中毒者


人格適応論ワークショップ
by 50TEMPEST | 2008-03-30 16:27 | 日々の交流分析

人格適応論ワークショップ

22~23日、日本交流分析学会が開催した、ヴァン・ジョインズ博士の「人格適応論」ワークショップに行ってきました。

【要点】
●生き延びるための適応(surviving adaptation)

2歳ごろまでに、親の育て方によって形成される適応タイプ

・創造的白昼夢者
・才気ある懐疑者
・魅力的操作者

●行動上の適応(performing adaptation)

その後、6歳ごろまでに、自分自身の活動とそれに対する親の関わり方との関連で形成される適応タイプ

・おどけた反抗者
・責任感ある仕事中毒者
・熱狂的過剰反応者

人は、双方から1~2のタイプを持っている。
プラス面もマイナス面もあり、特にストレス下では特徴的な反応をする。

それぞれ、オープンドア、ターゲットドア、トラップドアを持つ。
これは、思考、感情、行動の3つの領域のうち、どれかが該当する。

セラピストがクライエントに働きかける場合、オープンドアからの働きかけは受け入れやすいので、まずそこからラポールを形成する。
次に治療上の焦点であるターゲットドアから働きかけて、オープンドア領域と統合できると、トラップドア領域に変化がおこる。
トラップドアに直に働きかけても、頑なになってしまい、有効でない。

【感想】
TAのドライバーや、ラケット感情に関する理論が、うまく整理統合され、実践的になったように思いました。このタイプに精通すると、ツボをおさえた対応ができそうです。

当日の、2人のボランティアに対するセラピーでは、ひとり1時間かからずに、深いところまで現れてきました。基本的にはゲシュタルトのスタイルでの再決断療法ですが、ロジャース流では、こうはいかないでしょう。

人格適応論というネーミングは、ちょっと古めかしいので、何か口当たりのいいものにしたいですね。
by 50TEMPEST | 2008-03-25 08:20 | 日々の交流分析