ゆめ芝居 それがしの申しますことひと通り・・・

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雑誌に原稿が載りました

昨年末に依頼された原稿が、キャリアサポート2月号と、姉妹誌のキャリアマネジメント2月号に載りました。

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掲載内容は共通で、「要領の悪い部下」という問題ケースに対して「人間心理」の考察を加えるというものです。私は交流分析の観点から書きました。

できあがったものを見ると、別の先生方が同様に「マネジメント」や「法的視点」から解説しています。書いているときは、どうしても我田引水になりましたが、別の視点からもあわせて考えると、さらに深い勉強になります。
まさにコラボレーションという感じがしました。



別の先生の書き方、まとめ方についても、自分がその身になると、気づくことがありました。
貴重な経験でした。

高校時代、新聞に番組批評を書いて以来、投稿ベースで薄謝や記念品をいただいたことは何度かありますが、依頼原稿を書いて稿料をいただくというのは初めてです。
機会を作ってくれた皆さんに感謝です。


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by 50TEMPEST | 2007-01-30 08:15 | 仕事の記録

人事考課をやめるとしたら その8

あらためて「目標による管理」

『上司のすごいしかけ』という本に、おもしろいアイデアが出ていて、わが意を得たりという気がしました。おおむね、以下のようなやりかたです。

     *     *

会社の年度目標とのリンクにこだわらない。
定量目標、定性目標もかまわない。
上司と話し合って、一人まずはひとつ、何かチャレンジする目標を作る。

達成したときのご褒美も決める。
ボーナスだの昇給だのでなくてよい。
上司のポケットマネーで一杯おごる、みたいな話でよい。

達成のためにまず何をするか行動を決める。

それを管理するシートを作って、定期的に進行状態を話し合っていく。
周期は、目標の内容に応じて、大きくても小さくてもよい。人によって変える。

話し合いでは、やってみた結果どこまで実現したかを記録し、それをふまえて、さらに何をするか次の行動を決める。

     *     *

社員全員が、そんな形でやっていくというだけです。

ミソは、そのシートです。目標、行動、結果が見えるようになります。
また、できたことは、積極的に承認します。
これをくり返していると、社員が自信をつけて、身の丈に合った目標を作るようになるというわけです。

・目標のために行動に落とすという感覚が身につくこと。
・発想と行動の歯車が前向きに回っていくこと。

この2点が、何よりもよいと思います。つまり、「目標による管理」の本質が実現するからです。


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by 50TEMPEST | 2007-01-29 08:20 | 人事と給与

遠い地平線が消えて…ジェットストリーム

●オープニング

遠い地平線が消えて、
深々とした夜の闇に心を休める時、
はるか雲海の上を音もなく流れ去る気流は、
たゆみない宇宙の営みを告げています。

満点の星をいただく、
はてしない光の海を
豊かに流れゆく風に心を開けば、
きらめく星座の物語も聞こえてくる、
夜の静寂(しじま)の、なんと饒舌なことでしょうか。

光と影の境に消えていったはるかな地平線も
瞼に浮かんでまいります。

日本航空があなたにお送りする音楽の定期便、ジェットストリーム、
皆様の夜間飛行のお供をするパイロットは私、城達也です。


●エンディング

夜間飛行のジェット機の翼に点滅するランプは、
遠ざかるにつれ
次第に星のまたたきと区別がつかなくなります。

お送りしております、この音楽も、
美しく、あなたの夢に、溶け込んでいきますように。

日本航空がお送りした音楽の定期便、ジェットストリーム、
夜間飛行のお供をいたしましたパイロットは私、城達也でした。

また明日、午前0時にお会いしましょう。

   *************

いいなあ。若い頃、ずいぶん聴きましたよ。

ムード音楽が好きでした。
エンディングのナレーションが始まると、ああ一日が終わったと思ったものです。

ムード音楽にナレーションというのは定番でした。
しかし、こんなカッコいいナレーション、ちょっとありません。

朗読をやるようになって気づいたのですが、
これ、とてもむずかしいのです。

けっこう古風な美文調ですから、つい歌い上げたくなります。
また、1文が長く、修飾関係が複雑です。

淡々と、しっとりと、しかもしっかりわかるように読む、
城さんのようには、なかなかいきません。


きのうのTV朝日『報道ステーション』で取り上げられていたので。
城さんの起用まで、人選に半年を要したというエピソードが語られていました。


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by 50TEMPEST | 2007-01-26 12:12 | 朗読

むかーし、あったんだどー 3  薪ストーブ

私の子ども時代、函館の暖房の主流は薪ストーブでした。

寒くなる頃、まず一冬分の薪がトラックで運ばれてきます。
これは、シラカバなどの木を3尺(90センチ)ぐらいに切り、枝をはらったものです。
太さ20センチぐらいの大きな筒状のものが積まれます。

しばらくすると、薪切り屋さんが来ます。
近くの広場に機械を据えます。ディーゼルのついた大きな丸鋸です。
薪を手許の台にのせて、台ごと前に押し出すと、薪がスライスされます。
切る時、ギィーンという大きな音がするので、近所に薪切り屋さんが来たのはすぐわかります。子どもにとっては、いい見物です。
1メートルぐらいのものを、3つか4つにカットします。ストーブにはいる長さにするわけです。

できあがった大きな缶詰のような形のものを、さらに燃やせるサイズにする必要があります。薪割りです。これは各家庭の作業です。
マサカリで、1個を6つぐらいに割ります。割ったものは、家の脇に積み上げます。

どこの家でも見かけた光景です。
薪はどこに頼んで買ったのか(街に薪屋さんというお店なんかありませんから)、薪切り屋さんはどこから来たのか、子ども心になんとなく不思議でした。

たいへんな作業ですから、薪はだんだん他の燃料に淘汰されていきました。
私の家では、まず石炭ストーブになりました。さらに今は石油の温風ヒーターです。

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by 50TEMPEST | 2007-01-25 08:29 | むかーし、あったんだどー

むかーし、あったんだどー 2  おしし

函館にも、家々を回ってくる「おしし」つまり獅子舞がありました。
同じ正月の縁起物でも、万歳は見たことがありません。

自分のうちでやってもらったことはありませんが、頭を噛んでもらうと元気になるのだなんてことは教わった気がします。でも子供心に怖いほうが先に立って、見かけても逃げていました。

芸能として、ちゃんと見るようになったのは、成長してから東京の寄席芸としてでしょうか。
寄席の正月には、太神楽の獅子舞が出ます。

函館でやっていた人たちは、どういう人たちだったのか。
北海道とは言っても、函館は、早く開けてその種の文化的なものがけっこうあった街です。
道具のいることですから、獅子舞がひとつの仕事としてそれなりに成立していたんだろうとは考えられるのですが。

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by 50TEMPEST | 2007-01-23 08:09 | むかーし、あったんだどー

人の生き方を決めるもの ドライバーって? その5

世の中には、ひとつのメッセージに対して、逆のメッセージもたくさんあります。親自身だって、時と場合によって使い分けているのです。

親から言われたといっても、たくさんのメッセージを子供がすべて丸のまま飲み込むとは限りません。
それは他人から逆のメッセージをも聞いて、取捨選択するようになるのでしょう。バランスがうまくとれて育てば、ひとつのメッセージが人を強く拘束するようなドライバーにはならないのかもしれません。

また、立派な親は、現状否定(今がだめだから)ではなく、子供をしっかり受け入れた上で、うまく指導するでしょう。そんな場合も、メッセージが人を強く拘束するドライバーにはならないでしょう。

しかし、誰しも、ひとつかふたつ強いドライバーを持ってしまうことも現実です。
それに対しては、成長してからも、子供の身として、親から言われたことには従わなければならないという心理がはたらきます。それがドライバーに拘束された状態です。自分の中のAC(順応した子供)の自我エネルギーが強く出るのです。

ドライバーにとらわれると、何か事に当たって、必ずしも目的に適合した選択でないのに、~しなければ~しなければ、と考えてしまいます。適切な選択肢が思い浮かばなくなります。
人によってはそのために苦しんだり、他人と軋轢を起こしたりします。

たとえば、完全であれのドライバーを持っている人は、デートの最中恋人の前でもすべてを完全に見せようとします。でも実際にはポカもします。すると彼は、自分を責めて落ち込みます。
そんな時、彼女が「そんなポカをする貴方が人間らしくて好きだ」と言ってくれたらどうでしょう。

1.完全であれ   ⇒ ありのままでいいよ
               今のあなたであっていいよ
2.他人を喜ばせろ ⇒ 自分を大切にしていいよ
3.一生懸命やれ  ⇒ それをしさえすればいいよ
4.強くあれ     ⇒ 自分の感情をオープンにしてもいいよ
                自分の欲求を満たしてもいいよ
5.急げ        ⇒ ゆっくりしていいよ

こうした逆のメッセージを「許可するもの(アローワー)」と言います。

ドライバー行動にはいりかけた時、敢えて別の判断ができるかどうかがポイントです。
誰かが逆のメッセージを言ってくれて、「なるほどそうだな」と思えれば、ドライバーへのとらわれから抜けることができます。

「しかし、こんな考え方もあるよな」と、意識的に自分のひきだしからアローワーを使い分け、最も解決に近い行動を選ぶという手もあります。
つまり、A(成人)の自我を強くできればいいというわけです。

実際にはなかなかむずかしいのですが、自分のドライバーに気づいていれば、こうしたことも可能なのです。


※自分の整理と説明のネタ用に書いています。

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by 50TEMPEST | 2007-01-22 07:51 | 日々の交流分析

人の生き方を決めるもの ドライバーって? その4

個々のドライバーを解説してきましたので、まとめ的に、またドライバー全体の性質を整理します。

親は子供に対して「どう生きていくべきか」を言い聞かせます。良かれと思ってすることで、それ自体はまったく善意です。

それはその時点までに、親自身が身につけた価値観にもとづいています。
厳密に言えば、その価値観は、親の、限られた人生の中で身につけたものですから、子供において、これから生きていく将来の時点まで正しいとは限りません。
しかし、それはしかたのないこと。いずれにしろ、そうして価値観が受け渡されるということです。

言われるほうの子供は、自分自身の価値判断がまだ十分でありませんから、言われたことから大きな影響を受けます。

言葉で受けるのが「指示」であり、その代表がドライバーです。親からの子に対する期待になります。

さて、その言葉を言われるときに、親の希望は非言語でも渡されます。つまり、顔つきや言い方や動作です。
こちらのメッセージが、多くの場合、無意識に価値を反映した強いメッセージになりがちです。つまり、その子のその時点での状態を否定した、禁止令の形になるのです。

1.完全であれ   ⇒ ありのままであるな それで満足するな
               ギリギリまで完成だと考えるな
2.他人を喜ばせろ ⇒ お前の楽しみたいように楽しむな
                楽しみは後だ 自分の要求を出すな
                人より自分を優先するな
3.一生懸命やれ  ⇒ 自由であるな ものごとを楽しむな
                楽をするな リラックスするな
4.強くあれ      ⇒ お前の感じるように感じるな 
                弱音を吐くな 感情を表現するな
                弱みを見せるな
5.急げ        ⇒ お前ののペースでやるな
                お前のやりかたでやるな

子供がいい点をとって帰ってきたとしましょう。
しかし、親が満足の顔を見せずに、ケアレスミスの部分を指摘し、よく見直せと言ったら、子供は強い影響を受けます。親の愛を獲得しようと、次こそ満点だ、その次も満点だと考えるでしょう。
そうして子供のドライバーが形成されていくのです。


※自分の整理と説明のネタ用に書いています。

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by 50TEMPEST | 2007-01-20 13:23 | 日々の交流分析

むかーし、あったんだどー 1  初荷

浅田次郎の小説なんか読んでると、子どもの頃の社会風俗で、ああそうだったと思い出すことがけっこうあります。
記憶にあるが今はないというものを、思いつくまま…。


1月は初荷というのがありました。
トラックに荷物を積み、それに飾りをつけて、後ろに乗った人が法被を着て太鼓なんか叩いてたような気がします。石油缶だったかもしれません。街を走っていくのを見ただけですが。
4日だったんでしょうね。

今は仕事始めなんか、あっさりしたものですよね。
会社に入った頃は、4日は挨拶だけで、晴れ着で来る女子社員もよくいました。
今は、4日からもう仕事というのが普通ですね。

初荷という言葉や感覚が、今あるかないかは知りません。
ただ、季節の節々で、祝ったり楽しんだりすることがなくなくっていく、象徴のように感じられます。


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by 50TEMPEST | 2007-01-19 08:20 | むかーし、あったんだどー

縁起物あれこれ

招き猫をいただいたのをきっかけに、その種の「縁起物」を考えてみました。

たとえば初詣には、毎年地元の神社に行きます。そこで「破魔矢」をうけてきます。

私が子どもの頃は、「福助」人形をよく見ました。
また、福助屋とか福助湯とか、屋号にもよく見かけたものです。

先日高崎を通ったときは、駅の売店にも「だるま」がたくさん売られていました。
おもしろかったのは、ピンクだの金だの、色んな色のがある。
これは風水の考え方で色わけされたものなのだそうです。今風ですね。

そういえば、招き猫にも、上げるのが右手か左手か、白か黒か三毛か、小判の有無、よだれかけの有無、などでバリエーションがずいぶんあるようです。
そんなことを調べてくれている人がありました(招き猫倶楽部)。

それぞれに、故事来歴、因縁がありますが、あやかるとか、魔をよけるとかのスタンスのようです。「招く」というアクティブなものは、招き猫だけみたいですね。

招き猫をいただいてきました

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by 50TEMPEST | 2007-01-17 08:13 | 見て聞いて考えた

METライブビューイング「清教徒」

「清教徒」ベッリーニ

指揮:パトリック・サマーズ
演出:サンドロ・セキ
出演:アンナ・ネトレプコ(エルヴィラ)、エリック・カトラー(アルトゥーロ)、フランコ・バッサルロ(リッカルド)、ジョン・レイリー(ジョルジオ)
2007年1月6日(日本時間7日) メトロポリタン歌劇場で上演


ライブビューイングの2回目。1月11日の夜を見てきました。
こんどはちゃんとした映画館(ル・テアトル東京)でもあり、椅子も、音もよく、楽しめました。
プロンプターの声もしっかり聞こえるのはご愛嬌。

コンテンツ側も、幕間で転換中の舞台を見せたり、関係者のインタヴューを入れたり、飽きさせない工夫がずいぶん入りました。

特に驚いたのは、狂乱の場の前と後、アンナ・ネトレプコの楽屋にルネ・フレミングが突撃インタヴューしたことです。
これはちょっと、普通ではありえない企画でしたね。今これから歌おうというところと、歌ってきたというところですよ。

内容も、分かり合う者同士の気楽なおしゃべりになり、テレビでよくある、型どおりの質問をもったいぶって答えるというようなのとは違って、大ご馳走でした。

アンナって、若いだけに気さくな人なのですね。カーテンコールの裏でカメラに向かってサムアップしたり、スキップしたり。これもいい絵になってました。

狂乱の場の歌唱と演技はすばらしかった。
他の歌手たちも迫力十分。これは見る価値あり、のイベントでした。


METライブビューイング「魔笛」


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by 50TEMPEST | 2007-01-15 07:59 | 歌舞伎,オペラ