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ゆめ芝居 それがしの申しますことひと通り・・・

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その1秒を削り出せ

東洋大学駅伝チームのスローガン「その1秒を削り出せ」

走っている時はひとりひとり。
個々のの能力はもちろんだけれど、
勝つチームは、皆「チーム」として機能している。

チームとてして機能するためには、
こうした熱いメッセージのもと、
上級生と下級生が、努めて話し合い、
経験共有を、日々積み重ねる。

思わぬドラマが起きるのも、
「チーム」だからこそなのだろう。
# by 50tempest | 2014-01-03 14:50 | 見て聞いて考えた

私のキャリア1 守備範囲

新年おめでとうございます。
今年もよろしくお願いします。
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このところ、私と同じ60歳の皆様にメンタルヘルスのお話をする機会を、連続でいただいています。
それは同時に、自分のこれまでとこれからを、考える機会にもなっています。

というわけで、ここで自分のキャリアをふりかえってみようと思います。
もしかしたら、どなたかの参考になることがあるかもしれませんね。


まずは、現在の私を棚卸して、次第に時をさかのぼっていこうと思っています。

現在の私の職業は、研修講師、コンサルタント。
気づきの研修、セミナーを提供しています。、

専門は、大きく言うと、人が元気に自律して働くサポートです。

それは、組織で人を使う側から見ると、人に関するマネジメントとなります。
マネージャーが部下の力を引き出して、組織を元気にしていることに関わるあれこれです。
チームビルディング、ファシリテーション、コーチングなど。メンタルヘルスのラインケアも含まれてきます。

自分で自分を元気にしていこうとする側から見ると、セルフマネジメントとなります。
コミュニケーション、交流分析など。メンタルヘルスのセルフケアも含まれます。

研修の色合いとしては、まず体験学習の枠組みを重視します。
一方的な講義でおしまい、とはしません。
何かやってみる、考える、引き出す、まとめる、といった構造です。

チームビルディングのアクティピティ(専門的にはプロジェクトアドベンチャー系といいます)をよく使います。
楽しみながら気づいていただくのには好適なのです。

人間理解や関係作りには、交流分析のエッセンスを使います。
現代人にもわかりやすく、本質をついた概念が多く、自分の成長にも大きな役割を果たしたと思うからです。

キャリア的な領域については、ブランドハプンスタンス(計画された偶然)の考え方を信奉しています。

いろいろやるので、「五十嵐さんは一体何が専門なのですか?」と、たずねられることがあります。

私は、自分自身がマネジメントに悩んだりする中で、興味と必要にまかせて手当たり次第に学んできたことを、今、応用性を高めてお伝えしています。
その意味では、ひとつ絶対というものを持っていないと言えるかもしれません。

しかし私は、例えて言えば、街場の内科クリニックのドクターでありたいと思っているのです。
# by 50tempest | 2014-01-01 06:25 | 自己紹介

男女がすれ違う理由 転載します

♡ 男女のすれ違う理由 ♡

男は愛しているからこそ
話して弱みを見せたくない
迷惑をかけたくない

女は愛しているからこそ
何でも聞いて欲しい
何でも話して欲しい

女は男が変わってくれることを望み
男は女がそのままでいること望む

男は考えがまとまったら話し
女は考えがまとまらないからこそ話す

会話は男にとっては情報のやりとり
女にとっては心のやりとり

女は、理由を説明してほしがる
男は、そんなことまで説明する必要はない、と思う

ほめられたい男 
愛されたい女

男「問題を解決すればいいんだろ?」
女「解決してほしいんじゃない
わかってほしいだけなの」

男は「正しく」なりたがる
女は「いい子」になりたがる

男は「女性が何も言わないのは
不満がないからだ」と思い込みがちだが 
女は「言わなくてもわかってほしい」と
思って言わないだけである

男は「本当に自分の支えを
必要としているのであれば、
彼女の方から頼んでくるべきだ」と思っている

が、女はコチラから言わなければ
何もしてくれようとしない男性側へ不満を持つ

だから・・・

すれ違う
# by 50tempest | 2013-12-04 17:09 | 見て聞いて考えた

えびのチリソースの大事件

いろいろと「不祥事」が続いて、企業トップたちが記者会見に並んで、頭を下げる場面がテレビによく流れます。

それは、ある面で企業の誠実な姿勢の表現ではありますが、その半面、企業とか、ひいては世の中について、「その程度のもの」「いけないことをしているもの」という暗示を人々に与えているような気がします。

特に子供たちに対する影響が心配なのです。


このところ、えびのチリソースが材料が違って、それは偽装だなどという騒ぎが続いていますね。
あちこちでやっていることだろうなと思っていたら、やはりそうです。

ただ、正直なところ、そんなに大騒ぎすることか?と思うのです。

産業界に生きてきた自分の感覚からは、コストの安い素材を使って、同じ味を出そうとすることなど、よくあることだし、むしろほめられることだと思います。

そんな工夫の中で、生まれてしまった事件のような気がします。
テレビ東京などでは、似たような話が社員の苦闘のドラマとして、よく出てきますが、紙一重でしょう。

消費者としての私は、実際のところ何エビが使われているかなど、関心がありませんし、食べ分ける舌も持っていません。
あまりに粗雑な材料でべらぼうな値段をつけるなら、もちろん、それはほめられたことではありませんが、しかし、そんな店は淘汰されるのが経済の論理だと思います。

記者会見で、鬼の首を取ったような調子で責める報道関係者諸氏の声には共感できませんでした。
特に今回は、「世間を騒がして」いるのはマスコミ側だなあ、と思いました。

貴店がその品名で提供するものとして、品質上どうなんですか?
りっぱなお店の看板に対して、恥じるところはないのですか?
それならわかります。

「偽装」というレッテルには、違和感がありました。
まして、「不当利益」などと言うに至っては、マスコミらしい小賢しさとしか感じられませんでした。

しかし、そのレッテルのせいで、ことが大きくなった気がします。
怖いです。


整理します。
名のある店は、その名にふさわしく、きちんとしたものを提供してほしい。
マスコミは、ことのレベルにふさわしい見識と姿勢で対応してほしい。
両者、大きな視点から見た時、世間に与える影響を思い出してほしい。
# by 50tempest | 2013-11-07 07:12 | 見て聞いて考えた

あまちゃんと交流分析

今年のブームといえば、『あまちゃん』ですね。
私も、カミさんとほぼ毎日見ました。

何と言っても宮藤官九郎の脚本。
ストーリーもさることながら、舞台劇的な、ちょっとした言葉遊びやオチのつけ方には笑わされました。

能年玲奈さんの演技もすばらしいと思いました。
朝ドラといえば、たわいもない出来事を大騒ぎする筋、ヒロインの大げさな演技というのが通り相場だと思っています。

しかし、彼女の自然な表情は、大竹しのぶの若い頃を連想するものがありました。
劇団のようなところで学んだものではないのでしょうが、天才的だと思います。


それはさておき、お話は、地味で暗くて向上心も協調性も存在感も個性も華もない、パッとしない子だった天野アキちゃんが、次第に自分の力に気づいていき、地元の町おこしのリーダーになっていくという物語でした。

アキちゃんは、母の実家である北三陸にやってきて、おばあちゃんのエネルギーにすっかり感化されます。
「じぇじぇ!」とか「かっけー!」とか、地元の感嘆詞をどんどん口にするようになります。

そして、そのあたりから元気な子になっていくのですが、交流分析的に、これは理にかなっているのです。
個性も華もないパッとしない子というのは、5つある心の面(自我状態といいます)のうち、FCが低いのです。

FCが低いのは、何をするにも、エネルギーが出ない状態です。
人として本来持っているはずの、生きる力が表に現れないのです。

育つうちに、自分自身に自信が持てなかったり、傷つくことがあったりすると、そんな生き方の子になります。
おそらくアキちゃんも、ちょっとしたいじめにあったりして、そんな生き方を身につけたのでしょう。

そんなFCの低い人が、どうすればよいかというと、簡単です。
子供っぽいことをするとよいのです。
逆の言い方をすると、大人っぽくないことをするのです。

派手な服を着う、感嘆詞をひんぱんに使う。
勝手な歌を歌う、小さな子供やペットと遊ぶ。などなど。

急に性格が裏表に変わるものでもありませんが、続けているうちには必ず効果が出ます。

ですから、アキちゃんは、「じぇじぇ!」とか言っているうちに、次第にFCが高くなってきたのです。
その後いろいろと辛い目にあって落込みながらも、それでだめになることなく、強く生きられるのは、本来持っていた生きるエネルギーが出るようになったからなのです。

そして、その様子を深い所で支えてくれる、おばあちゃんやお母さんに見守られた面もあるでしょう。
FCは、関わる人の優しい心の面NPを刺激して、高めるのです。、


ですから、もし自分のことを、以前のアキちゃんのような、地味で暗くて向上心も協調性も存在感も個性も華もない、パッとしない人間だと考えている方がいたら、ぜひ「じぇじぇ!」とか「かっけー!」とか、言いまくることをお勧めします。
また、他の感嘆詞「オー」「イェイ」「ほぉー」「へぇー」「やった!」などでもかまいません。
# by 50tempest | 2013-11-03 07:44 | 日々の交流分析